(英語)委員会(CWRIC)が行った、強制収容経験者に対する聴聞会は、大変興味深い内容でした。そこで語られた内容の多くは、既に周知のことでした。証言者の多くは、彼ら自身の体験や苦しみ、そして不当な措置といった、個人的な体験を話しました。そのような情報は、人々の口から語られるべきことだったので、議会がこのような聴聞会の必要性に気付いたことを、私はうれしく思いました。一方、再審裁判ケースの重要性はさらに高く、それは、日系人に直接不利益をもたらした、国家権力の乱用があったことを示していました。政府が行った証拠の隠滅、または隠蔽(いんぺい)は、著しく非道な行為でした。そして、政府がそれに反論することなく、その不正行為を間接的に認め、先の有罪判決を覆したことは、とても残念なことです。もしその証拠が実際に裁判に持ち込まれ、公にすることができれば、より影響力があっただろうと思うのです。
日付: 2001年7月13日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: アリス・イトウ、ダリル・マエダ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.