インタビュー
夜間外出禁止令を問う (英語)
(英語) ある日、家路を急いでいた時のことです。「ゴードン、8時まで後5分しかないよ。」という仲間の言葉と共に、私は自分の持ち物を掴み、走り出しました。家までは走れば5分の距離でした。そしてその時です。前から考えておくべきだったある疑問が、ふと私の中に沸いたのです。まだ仕事が残っているというのに、なぜこんなに急いで家に帰らなければならないんだろう?私は自分自身に対し、問題提起する必要があったのです。この問いに答えられないのは、わかっていました。
答えを出すために、私は(夜間外出)禁止令に従わない選択をしなければならなりませんでした。私はきびすを返し、図書館に戻りました。仲間に、「何かあったの?」と聞かれたので、「みんなにやることがあるように、僕にもやることがある。みんながここで仕事をするなら、僕も残って一緒に仕事をすることにした。そしてみんなが帰るときに僕も帰るよ。」誰も私を警察に引き渡そうとはしませんでした。そのことについて問題意識を持った以上、私はもはや禁止令に従うことはできなかったのです。従い続けることは、自分に嘘をつくことでした。私が夜間外出禁止令の対象になった唯一の理由は、私が日系人だから、というただそれだけのことなのです。実際、同僚の中にはアメリカ市民ではないカナダ人もいたけれど、彼らは家に帰らなくてもよかったのです。ですから夜間禁止令は、私には到底受け入れられませんでした。
日付: 1999年4月26日
場所: 米国、ワシントン州
インタビュアー: トム・イケダ、アリス・イトウ
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