インタビュー
自己アイデンティティは日本人の子孫 (英語)
(英語)I*:オレゴンの二世や三世の人々は、自分たちをどう呼んでいますか?「日系アメリカ人」、「アメリカ人」、「ニッケイ」、どんなように呼んでいるのでしょう?
わかりません。彼らが友人や白人と一緒に居る時、自分たちをどのように呼んでいるのかは、わかりませんね。
I:イナハラさんご自身はいかがでしょう?初対面の人にはどのように言いますか?
もし聞かれれば、私は日本人の子孫です、と言いますよ。でもたいていどこに行っても、日本人だと思われます。そして、「日本から来たのですか?」と聞かれます。私を知らない人は、私を日本から来た日本人と見なしますね。私が仕事で会議などに出かけると、いつもそう思われます。
I:日本から来たのですか、という質問に、気を悪くされますか?
いいえ。そういうものだと思って、受け入れていますよ。
I:日本人はどうでしょう?日本人の医師たちも、イナハラさんを日本人と思っているようですか?
いえいえ。そうは思いません。日本人から見て、日系人は明らかに違って見えます。そしてまた逆に、私たち日系人も、日本人を見れば彼らが日本人であることはすぐにわかります。
*「I」はインタビュワー(アケミ・キクムラ・ヤノ)
日付: 2005年12月6日
場所: 米国、オレゴン州
インタビュアー: アケミ・キクムラ・ヤノ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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