日本の文化としてアメリカで寿司を握る
何か逆にね、アメリカにいると、何か日本人だぞ俺はっていう、何かプライベート、何て言うの、プライドが、何かすごい増したみたいな感じで。特にコネチーカット18年いる間は、もう俺やっぱり日本人だから日本人らしく、ちゃんと日本の文化じゃないけど、トラディショナルをアメリカ人の人に分かってもらえたらいいかなという感じでお店をやっていましたね。だから、こっちに戻ってきてもそうですね。ここ開けてもそう。やっぱりうちなんか、あのね、日系人のおじいちゃんおばあちゃんたち来るけど、焼き魚とかいろいろお弁当とか、ちらしとか食べてもらってますけどね。やっぱり、これはやっぱり、本来の味みたいな感じなのを、分かってもらえたらいいかなぁっていう感じで、やってますけどね。それがだんだん何かみんな分かってきてくれてるみたいで、何かいいんじゃないのかなと。
で、今やっぱり、ね、アメリカ、フュージョンがああだとかみんな言ってますけど、やっぱ僕は、それもそれでまたいいんですよ。でも、やっぱり本来の原点じゃないかな。ね、100年前に日本っていうすしの歴史があって、その時はもう冷蔵庫とかアイスとかない時代でね、やっぱ昆布締め漬け、あと押し寿司、関西の方で言ったら。そういうのからお寿司っていうのが本来始まったもんですよと教えながらね、食べさせてあげると、結構アメリカ人の人も、「あぁ、そうなんだ」っていう感じで、喜んで食べてくれるみたいですよね。
日付: 2009年9月10日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: 田中 泉
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
Explore More Videos
両親は沖縄出身者と内地出身者の結婚反対の風潮を体験 (英語)
沖縄出身の両親の持つ2世。38年間に渡り、日本の野球界で選手・コーチ・スカウト・マネージャーとして活躍。(1925年生)
10代のサトウキビ畑で働いた経験が、スポーツ選手としてのトレーニングに役立つ
沖縄出身の両親の持つ2世。38年間に渡り、日本の野球界で選手・コーチ・スカウト・マネージャーとして活躍。(1925年生)