その二回目にアルゼンチンに来た時にね、たまたま、ある場所で日亜学院のその当時、教頭をやっていた先生、今もう日本へ帰りましたけど。その人と会って、その人が勘違いをしちゃったんですよね。私がたまたまその場にいて、その先生が、「あ!あなただったけ、あのアルゼンチンで日本語の教師をしたいって言っていたのは」って、私は全然そんなことも考えたこともなかったし、人にも言ったことなかったですね。ところがその先生が、そう言ったんでね、あの仕事の内容はどうだとか、職場のみちはどうだとか、そういったことがね、聞いているうちにね、ああやってみようかな、というのがきっかけですね。 以外とね、私の場合は運が良かったというかなんかね、今考えてみたら、辞めて、日本へ帰ろうかと思ったことも何回かあったんですけどね。でも、それさほど深刻なものじゃなくてね、なんか そういった、元に救世主みたいな人が現れて、アドバイスしてくれる人とか、だからそういった意味では私この仕事は、まあ今までですけど、順調にいったかなと思っていますね。
日付: 2006年
場所: アルゼンチン、ブエノスアイレス
Interviewer: タケシ・ニシムラ、リカルド・ホカマ
Contributed by: アルゼンチン日系センター