インタビュー
初のポートフォリオとディズニーインタビュー
本当のポートフォリオがまとめられているのを見たことがありませんでした。以前はウールワースやクレストのような店がありました。お金がほとんどなかったので、そこに走って行って、安い描画パッドとお決まりの鉛筆を何枚か買いました。そして週末をかけて、そのパッド 2 枚に端から端までページを埋め尽くしました。それが私のポートフォリオでした。
それで、予約日が来るまで待ち、待合室に座るように言われ、そこで座って初めてポートフォリオというものを目にしました。ポートフォリオは見た目が派手なものです。きちんとした服装をした人たちの手に渡っていて、ジャケットとネクタイを締めていました。そして、彼らの会話は私の耳には非常に洗練されていました。本当に、それが私を圧倒したとか、そういう類のものだと言うことはできません。私はそれがそうさせるのを許しません。私はただ、できるだけ自分をバカにして、このことが私に何の影響も与えないようにしたのです。
それから私は中に入って呼ばれ、この2枚のメモ帳を握りしめ、このオフィスに案内されました。その日の面接官はマイク・ネルソンという人でした。彼は「何を持っているか見せてくれ」と言いました。それで私はこの2枚のメモ帳を手渡し、彼はかなり時間をかけてメモ帳に目を通し、パラパラとめくりました。それから「急いでどこかへ行かなければならないのですか」と聞かれ、私は「いいえ」と答えました。彼は「15~20分待っていてくれれば戻る」と言いました。彼はこの2枚のメモ帳を拾い上げて姿を消しました。そして戻ってきて私を見て「月曜日から始められますか」と言いました。言うまでもなく、私は完全に驚愕しました。こんなことになるとは思ってもみなかったので、「もちろんです」と答えました。
日付: 1998年8月6日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジャニス・タナカ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター