そのエスコバールというのは、もちろん重要な産業が花卉栽培であり、そこに日系人・日本人が従事している。我々がどこの学校に行っても一定のパーセンテージは存在するわけですよ。でも幸いにもそこにはイタリア人は勿論ですけれども、ポルトガルとかポーランドとか、そして次第にはボリビア、パラグアイの隣国移民というのも随分入ってきたわけですよ。だから学校、自治体としてもですね、その色々な国の子供達がいるということはあまり違和感なく受け入れてくれましたし、僕たちが日系人でこういう東洋人の顔をしててもですね、非常に優しく迎えてくれましたし、尊敬してくれたわけですよ。
で、うちらの父達もみんな一生懸命そういう風にして、社会のために仕事をしているわけですから。あと色々な形でその社会貢献もしていましたので、あまりこう変な摩擦とか、あと差別問題とかっていうのは聞いたことないですね。
日付: 2019年9月22日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 西村 陽子
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター