ディスカバー・ニッケイ

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書き手への助言(英語)

(英語)頭の中にあるアイデアにぴったりの言葉を見つけようとしている時、詩作でとても重要なのは、――散文を書いているときはそれほど重要ではありませんが――全ての言葉が意味を持たなければならないということです。いろんな意味で視野が磨かれると思います。

あなたは書き続けるべきです。それが間違いだと言われても、間違いなんて絶対にないのですから。あなたが書くことはすべて正しいのです。そんな風に考えるべきではありませんが、(間違っていると)思っても書いたものを消してはいけません。人から好まれなかったり、認めてもらえなかったり、そんなこと書くべきじゃないと言われたとしても。書き手は、心でどう感じているかということに本当に正直でなければならないと思います。日記をつけているなら、あなたが経験していること、感じていることを、特定の言葉で書き記すよう努めるのです。自分自身にとにかく正直に、できる限り正直に書いてください。これが、私が書き手に伝えられる最大のアドバイスです。


日付: 2018年8月7日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: シャーロン・ヤマト

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

1923年、母親の里帰り中に日本で生まれる。ワシントン州シアトルで育ち、第二次世界大戦開戦後、アイダホ州のミニドカ強制収容所に収容される。クエーカー教徒のボランティアに助けられ、オハイオ州シンシナティの仕事を得て収容所を出る。シンシナティ大学を経てニューヨーク大学で文学士を取得後、シカゴ大学で文学修士号を取得する。

移民国籍法が通過した後米国に帰化し、1955年に米国籍を取得した。

幼少期から詩を書き続け、1976年に『ミニドカ』、『収容所ノート』、『その他の詩』の作品を収録した最初の本を出版した。39歳の時に健康上の不安を乗り越えて教師として働き始め、その後多くの本を出版した。

カリフォルニア州アーバインで人権擁護グループの設立を支援し、その結果1980年代にアムネスティ・インターナショナル理事会メンバーに選出された。その後多くの人権擁護活動に積極的に参加し、特に女性の人権擁護活動で知られるようになった。(2018年8月)

ドリス・モロミサト

フェミニスト、エコロジスト、仏教徒・・・アクティビスト(スペイン語)

詩人、沖縄系ペルー人 (1962年生)

ドリス・モロミサト

詩人として冬眠(スペイン語)

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エヴェリン・ヨシムラ

囚人の詩 (英語)

コミュニティ・アクティビスト