(英語)私が今いる第九巡回区には、二人のアジア人―中国系アメリカ人のトム・タングと韓国系アメリカ人のハーバート・チョイがいたのは知っています。二人とも大変優秀な判事でした。しかし、おそらく連邦裁判所で私が最初の日系アメリカ人判事だと思います。事実、いまだに一人です。確かではないですが、おそらく。
しかし、それが私の中で大きな役割を果たしていたかはわかりません。ただ、私は15年間地方裁判所の判事をやっていて、巡回裁判所の判事になる準備ができていたのと、何か違うことをしたかったのです。
クリントン大統領は、カーター大統領のときからブッシュ政権までの間に、連邦裁判所の多様性対して積極的な働きかけをしていました。それが、私が指名された理由のひとつだと思います。
それが一番の理由かはわかりませんが、一部であることは確かです。多様性があるのは大切なことです。また、控訴裁判所を含み、裁判所にとってその判断が社会を反映するのは重要なことだと思います。
日付: 2014年7月2日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 加藤 さくら
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター; Japanese American Bar Association