Material contribuído por ryusukekawai
日系(ニッケイ)—をめぐって
第8回 ウラジオストク、日系の足跡
Ryusuke Kawai
今年2月にはじまったロシアのウクライナ侵攻によって、日本とロシアの関係が悪化したことで、日ロの歴史にまつわる地や人々は複雑な思いをしているのではないか。このほど、北陸の海岸線を取材旅行した際にふと思った。
日系(ニッケイ)—をめぐって
第6回 ルーツを探して -テキサス・福山編-
Ryusuke Kawai
日本からアメリカへの移民というと、戦前は西海岸の諸州などでおもに労働者として雇われるというのが一般的だった。しかし、広く全米をみると、まれにだが日本人による入植事業という自営による移民という形もあった。
日系(ニッケイ)—をめぐって
第5回 ルーツを探して -フロリダ・兵庫編-
Ryusuke Kawai
取材などで日系アメリカ人に話をきく際に、「ご自分のルーツは日本のどこか知っていますか」「ルーツは日本のどちらですか」と、ついききたくなってしまう。それは、私自身がもし日系アメリカ人としてアメリカに生まれたら、自分のルーツはどこなのか、とある段階で知りたくなるとおもうからだ。
日系(ニッケイ)—をめぐって
第2回 日系(Nikkei)ってなんだろう
Ryusuke Kawai
「日系(ニッケイ、Nikkei)」にかかわるさまざまなことを書いていこう、別のいい方をすれば「日系(ニッケイ、Nikkei)」をキーワードにいろいろなものごとに触れていこう、というのがコラムの主旨である。できるだけ話題の間口を広くとっておけばかきやすいだろう、という見方は正直あったのだが、はじめるにあたって、そもそも「日系(ニッケイ、Nikkei)」とはなにかということを考えておきたい。
日系(ニッケイ)—をめぐって
第1回 私と「日系」
Ryusuke Kawai
日系ってなんだろう。神奈川県で生まれ育った私が「日系」を認識したのは、いま思えば、学生時代のことだった。英会話の指導をしてくれたアメリカからの留学生が日系のアメリカ人だった。そのときは、いわゆるハーフの人という認識が先で、日系であることは気にはとめなかった。