Material contribuído por AsakoSakamoto

アマゾンの日系社会

第10回 ふるさと

Asako Sakamoto


アマゾンの日系社会

第9回 高拓生の熱き思いはいつまでも

Asako Sakamoto

JICAボランティアの任務が終わった。帰国前は数か月間、活動終了に向けて追い込みをかけるようにあちらこちらの学校を巡回した。帰国してからは諸々の手続きやら就職活動やらに追われ、3か月が過ぎた今、ようやく落ち着きを取り戻した。最後に寄稿してからだいぶん時間がたったが、任期中、「書きたい」とずっと思っていたことがある。「アマゾンの日系社会」と題する本コラム、それを語る上で忘れてはならないことである。幸い、任期後も執筆を続けることを許していただけたので、今回はぜひそのテーマについてお話したい。

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第8回 トメアスーの農業

Asako Sakamoto

「ここにアマゾン移民が最初に着いたんですよ」

アマゾンの日系社会

第7回 アメリカ人青年、74年の歳月を経て再びトメアスーへ

Asako Sakamoto


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第6回 カスタニャール日本語学校 歴史をたどる

Asako Sakamoto

鍵のかかった扉を開けてもらい中に入ると、少しひんやりとしている。電気は切れているが、外からの日差しで充分に明るい。まず正面に校歌と校訓。右側の壁には初代校長信重時晴先生の肖像画。左には職員室。埃はかぶっているが、積み上げられた教材はどれも今でも使えそうなものばかり。六つほど教室があり、一つは木の床でできていて歩くと所々でミシッという音がする。いろいろな機材もそのまま残されており、そこにいると、子どもたちの元気な声が今にも聞こえてきそうだ。

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第5回 節目の年と出会い 

Asako Sakamoto

昨年、日伯外交関係が結ばれて120年目を迎えたことを記念し、両国で様々なイベントが行われた。ここアマゾンでも各地でいろいろな行事が催され、ブラジル社会にも日本のことがこれまで以上に知られたのではないだろうか。任期中にこのような節目の年が迎えられたことで、私も多くの行事に参加することができてラッキーだった。そして、任地ベレンでは、節目の年はこれだけに限らなかった。

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第4回 開拓者から企業マンへの軌跡 

Asako Sakamoto

「近いうちに、一杯やりませんか」と誘われて、日伯協会の方や同期ボランティアも一緒に1か月に1回は会う飲み仲間でもあり、ブラジルで出会った数少ない友人の一人でもある須藤忠志さん。あまり飲まないが、飲ませるのはうまい。182センチの長身で、目尻が少し下がったとても優しい顔立ち。「もてるでしょう?」と聞くと、「そんなことないよ。昔は仕事一筋だったしね」と。若いころの写真を見せてもらったが、かなりの美男子。相当もてたはずだが、「仕事一筋だった」というのはあながち嘘ではないだろう。なにしろ彼は、61年前に来た戦後移民。ブラジル社会で生きていくために、私になど想像できないほどの苦労をし、必死に働いてきたに違いない。

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第3回 夏祭り

Asako Sakamoto

「今年も盆踊り、参加できる?」婦人会の会長さんからご連絡をいただき、あれから1年がたったことを実感した。昨年、ベレンに赴任してまだ2週間ぐらいしかたっていないころ、誘われるままに参加した夏祭り。行くのにどのくらい時間がかかり、どんな催しが行われ、何人ぐらいの人が参加するのか、何もわからず、会場へ連れていっていただいて、ずっと盆踊りの輪の中に入っていた。また、参加者がとても多くて、ブラジルの日系社会の大きさを感じたのを覚えている。以前住んでいたメキシコでも、一大イベントである母の日のパーティーにはたくさんの方が参加され、とても盛り上がっていたが、日系人の数が2万人のメキシコと160万人のブラジル(平成26年現在「海外日系人協会ホームページ」)とでは、その様相が異なるのは言うまでもない。

アマゾンの日系社会

第2回 日本語教育

Asako Sakamoto

1895年に日本とブラジルの外交関係が結ばれて、今年で120年。これをきっかけに、文化・芸術・経済など様々な分野で両国の関係強化が図られることになり、ブラジル各地でいろいろな記念行事が開かれている。先日ベレンであった毎年恒例のブックフェアでは、テーマ国の日本の文化紹介が行われた。また、120周年記念式典も催されて、シモン・ジャッテーネ州知事より、14の日系団体と企業に勲章が贈られ、私の配属先である北伯日本語普及センターにも勲章が授与された。北伯(ブラジル北部)での長年にわたる日本語教育を讃えられたことは、関係者全員にとってとても喜ばしいことだろう。とくに、これまでの北伯日本語教育の歴史を築いてこられ、今も最前線で活躍されている1世の先生方には、ご苦労が報われた思いであったのではないだろうか。

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第1回 プロローグ

Asako Sakamoto

昨年の8月、ブラジルのパラー州ベレン市にある北伯日本語普及センターに、JICA日系社会シニアボランティアとして配属になった。このセンターは、日伯協会、日系商工会議所と同じ建物の中にあり、活動初日から、多くの日本人・日系人の方々に会ってきた。

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Informação

1998年にメキシコで日本語教師としてスタート、4年間の滞在後、アメリカ(ロサンゼルス)で1年、日本で11年、日本語教育に携わる。日系人との関わりはメキシコにいたときから続いており、大学院では、在日日系南米人に関わる諸問題を通して、日本の血統主義について調査、研究。現在は、JICA日系社会シニアボランティアとしてブラジル北部にあるパラー州ベレン市で活動中。

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