masayukifukasawa

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masayukifukasawaによるコンテンツ

軍政開始50年と日系活動家=独裁政権と闘った若者たち -その3/3

深沢 正雪

その2を読む >> 437人が拷問死、行方不明=大事な役割担った日系活動家 「軍事クーデター50年・独裁政治の撲滅を」式典の直前には、拷問の死者や行方不明者を役者が演じ、まるで死後の世界からメッセージを送っているかのような映像が20人分ほど流され、来場者は食い入るように見入った。その最後の方には日系活動家4人分も映し出された。

軍政開始50年と日系活動家=独裁政権と闘った若者たち -その2/3

深沢 正雪

その1を読む >>軍事革命かクーデターか=反ジャンゴ多かった日系農家 三宅ダルシさんが捕まった翌月、1972年2月19日に長野県軽井沢町で連合赤軍が浅間山荘事件を起こし、人質をとって立てこもった。熱い政治の季節だった。

軍政開始50年と日系活動家=独裁政権と闘った若者たち -その1/3

深沢 正雪

マリゲラと共にゲリラ活動=拷問で苦しんだ三宅ダルシ 「軍事クーデター50年・独裁政治の撲滅を」式典が3月31日、聖市南部にある市警36分署の裏、かつて左翼活動家の逮捕や拷問による情報収集と分析を目的とした軍施設のまん前で実施された。千数百人の参加者は、今も行方不明の活動家や拷問死した若者の顔写真を手に、軍政時代の人権侵害の歴史的事実の掘り起こしや、それを特赦したアネスチア法の見直しなどを訴えた。日系犠牲者の顔写真もみられる生々しい歴史の傷跡を取材した。

Dedicated to improving the lives of the Amazon River people: Japanese people taking on social inequality

第6回・終 森林農業で経済安定へ

深沢 正雪

>> 第5回住民を〃環境の番人〃にHANDSは今年七月、パラー州のトメ・アスー移住地からアグロ・フロレストリー(森林農業)の日本人専門家を当地に呼び、コミュニティを巡回するセミナーを実施した。地球環境基金(環境再生保全機構)からの助成を受けた。

Dedicated to improving the lives of the Amazon River people: Japanese people taking on social inequality

第5回 人間的出産セミナー

深沢 正雪

>> 第4回日本式助産の知恵を普及「エ・プレシーゾ・サビ・ビビェール!」(生き方を知る必要がある)。全員が立ちあがり、手を叩きながら人間的出産のテーマ曲を合唱する。まるで 自己啓発セミナーか教会のミサのような賑やかさと活気にあふれている。アマゾナス州保健局とJICAの共催だが、堅苦しいセミナーとはほど遠い。

Dedicated to improving the lives of the Amazon River people: Japanese people taking on social inequality

第4回 電線が文明とのへその緒

深沢 正雪

>> 第3回毎月船で巡回保健指導に「ボン・ジーア!」。子供たちは好奇心丸出しの表情で一行を迎え、一斉にあいさつする。HANDS職員らが口内の模型を使って、歯ブラシの使い方を教える。

Dedicated to improving the lives of the Amazon River people: Japanese people taking on social inequality

第3回 市長が匙を投げる教育

深沢 正雪

>>第2回巡回授業で保健指導を「こんなに広い面積で州から下りる市予算はわずか。市民の保健、教育を完璧にやることは不可能だ」。再選を決めたばかりのエメルソン・ペドラッサ・デ・フランサ市長は、十月二十九日に共にした昼食で眉をしかめてそう言った。

Dedicated to improving the lives of the Amazon River people: Japanese people taking on social inequality

第2回 陸の孤島マニコレ

深沢 正雪

>> 第1回遠隔地は半自給自足で週に三便しか飛ばない十八人乗りプロペラ機で一時間ほど行くと、樹海の真っ只中に忽然とマニコレ市が現れた。アマゾナス州都マナウス市から南に三百三十三キロ近く、船なら二晩かかる。もちろん、道路はない。

Dedicated to improving the lives of the Amazon River people: Japanese people taking on social inequality

第1回 子供を階段から蹴落とす

深沢 正雪

貧乏旅行でのぞいた現実彼ほど庶民階級のブラジル人に親身になって尽くしてきた人は少ない。定森徹さん(40、千葉県出身)は移民ではない。だが、大学卒業以来、十七年を 伯国で過ごしている変り種だ。聖市ではモンチ・アズールのファベーラ、セアラ州、そして現在はアマゾナス州マニコレ市に住み、JICAブラジル事務所の支 援で、遠隔地住民の生活向上に尽くすプロジェクトを進めている。一貫して庶民の生活向上に関わるボランティア活動を行う定森さんの軌跡を追った。

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サイト情報

1965年11月、静岡県沼津市生まれ。92年にブラジル初渡航し、邦字紙パウリスタ新聞で研修記者。95年にいったん帰国し、群馬県大泉町でブラジル人と共に工場労働をした体験をまとめたものが99年の潮ノンフィクション賞を受賞、『パラレル・ワールド』(潮出版)として出版。99年から再渡伯。01年からニッケイ新聞に勤務、04年から編集長。著書は『一粒の米もし死なずば』(無明舎、2014年)、『勝ち組異聞』(無明舎、2017年)など。

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