ディスカバー・ニッケイ

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ニッケイ物語 2—ニッケイ+: 混ざり合う言語、伝統、世代、人種の物語


2013年5月28日 - 2013年12月6日

「ニッケイ」であるということは、本質的に、伝統や文化が混合している状態にあると言えます。世界中の多くの日系コミュニティや家族にとって、箸とフォーク両方を使い、日本語とスペイン語をミックスし、西洋のスタイルで大晦日を過ごすかたわら伝統的な日本のお正月をお雑煮を食べて過ごすということは珍しいことではありません。  

このシリーズでは、多人種、多国籍、多言語といったトピックや世代間にわたるエッセイなどの作品を紹介します。

今回のシリーズでは、ニマ会読者によって、各言語別に全ての投稿作品からお気に入り作品を選んでもらいました。

ニマ会のお気に入りに選ばれた作品は、こちらです。

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アーカイブ ニッケイ物語(シリーズ) 遺産 (legacies)

このシリーズのストーリー

Memory Says

2013年10月31日 • ロクサナ・スドウ

Nearly every year my husband remembers that we got married on October the 24, 1998. We did not. Stereotypes aside, I, as the woman, and hence the one with the better memory, know for a fact that it was October the 17th, 1998, as I did nearly everything for the wedding. This is not something to be proud of; it is my biggest indictment. And it was my biggest mistake on all cultural fronts—I will get to that. I remember …

A Hapa Girl In Vietnam

2013年10月24日 • タニ・ミツイ・ブラウン

I’m currently carrying out a Fulbright English Teaching Fellowship in Northern Vietnam. When I sit down to meals with my students, they are always surprised at my skill with chopsticks. I try to explain to them in broken Vietnamese: cha tôi là người Mỹ gốc Phi, mẹ tôi là Mỹ gốc Nhật. My father is African-American. My mother is Japanese-American. I’ve been using chopsticks since the day I was born. This always draws a wide-eyed smile of exhilaration across my …

My Laborious, Glorious, and Ultimately Futile Self-Education

2013年10月22日 • ニコラス・ブラウン

Most Nikkei have the luxury of being brought up with the tradition of our fatherland. To be taught the meaning of Obon by your parents, a Buddhist priest, or both. To be read stories as a young child of a boy sprung up from peaches, tongueless sparrows. Or, if your parents were well read, to hear the fable of a young master from Tokyo known as Botchan bring a Machiavellian red shirted devil from the boondocks down with a well …

My Japanese Jewish Girl Fears

2013年10月9日 • フランチェスカ・ユカリ・ビラー

As a Japanese-Jewish American girl, I have suffered. It’s not just that both of my tribes were placed in camps because they were simply born, or perhaps hated for being smart, bold, different, and even oddly wonderful. As a Jew, I am reminded continually that I am lucky to be alive, part of the chosen, and should I kvetch about my standing in life, may God burn me like a self-burning bush—and one that isn’t even on sale. And as a …

Living in the Overlap

2013年10月4日 • ローラ・ナカムラ

Two years ago, I met a Mexican American man and this meeting would change my life forever. We were from two different worlds, yet we still found the intersection where those two worlds overlapped, a special place created just for us. And in that place, we were not labels. He was not a Mexican American and I was not a Japanese American. We were greater than that. We were simply limitless potential. One week ago, I met a Korean American …

Japanese or American? Let me decide who I am!

2013年10月2日 • 大塚美那

You’re bilingual! Hey I wanna hear you speak English! Can you say something in English? Here in Japan, my English stands out as a skill that’s still “rare” enough to get people’s attention, both among my close Japanese friends and total strangers whenever I throw out random English words on the street. I moved to the US when I was 16 years old and never identified myself with any of the existing Japanese and/or American groups whether it be a …

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このシリーズの執筆者

ポップカルチャーや政治についてアジア系・日系アメリカ人の視点でブログ(www.nikkeiview.com)を書いている。また、パートナーと共に www.visualizAsian.com を立ち上げ、著名なアジア系・太平洋諸島系アメリカ人へのライブインタビューを行っている。著書には『Being Japanese American』(2004年ストーンブリッジプレス)があり、JACL理事としてパシフィック・シチズン紙の編集委員長を7年間務めた。

(2009年11月 更新)


フランチェスカ・ビラーは、受賞歴のある調査報道ジャーナリスト、政治風刺作家、作家、印刷物、ラジオ、テレビの社会評論家です。日本人とユダヤ人のバックグラウンドを持つビラーは、自身の興味深いバックグラウンドについて内省的かつユーモラスな方法で執筆しており、その作品はハフィントン・ポストCNNロサンゼルス・タイムズロサンゼルス・ユダヤ人ジャーナルその他多くの出版物に掲載されています。受賞歴には、エドワード・R・マロー賞、ゴールデン・マイク賞2回、ジャーナリズム優秀賞4回などがあります。ビラーは現在3冊の本を執筆しており、1冊目はハワイを舞台にした第442歩兵連隊に関する小説、2冊目は1970年代にロサンゼルスで日系ユダヤ人として育った経験をユーモラスにまとめたエッセイ集、3冊目はハワイ料理、日本料理、ユダヤ料理を取り入れた食生活が家族の健康で幸せを保っていることを描いたライフスタイル本です。また、現在は全国ラジオツアーを行っており、政治、ポップカルチャー、家族についてのユーモラスな見解を語っています。

2012年6月更新


ジャクソン・ブリスは、2020年のノエミ・プレス散文賞受賞者であり、 Counterfactual Love Stories & Other Experiments (Noemi Press、2021年)、 『Amnesia of June Bugs』 (7.13 Books、2022年)、『 Dream Pop Origami 』(Unsolicited Press、2022年)およびスペキュレイティブ・フィクション・ハイパーテキスト『 Dukkha, My Love 』(2017年)の混血/ハーフの著者です。彼の短編小説とエッセイは、New York Times、Tin House、Ploughshares、Guernica、Antioch Review、ZYZZYVA、Longreads、TriQuarterly、Columbia Journal、Kenyon Review、Vol. 1 Brooklyn、Witness、Fiction、Santa Monica Review、Boston Review、Juked、Quarterly West、Arts & Letters、Joyland、Huffington Post UKMultiethnic Literature in the USなどに掲載されています。彼はボーリンググリーン州立大学の特別客員執筆者であり、妻と2匹のおしゃれな犬とともにロサンゼルスに住んでいます。Twitterでフォローしてください: @jacksonbliss

2021年9月更新


ニコラス・ブラウンは、イリノイ州シカゴ出身の日系三世アイノコです。彼は貧しい人ですが、日本人や日系人の兄弟姉妹の懐に迎え入れられることを切望しています。

2013年10月更新


タニ ミツイ ブラウンはフルブライト フェローで、現在 2013-2014 年度にベトナムでフルブライト英語教育アシスタントを務めています。彼女は 2010 年にプリンストン大学を卒業し、そこで宗教とアフリカ系アメリカ人研究を学び、女子バスケットボール チームのキャプテンを務めました。また、ハフィントン ポストの大学セクションにも頻繁に寄稿しています。タニの家族は南カリフォルニアに住んでおり、彼女はそこでベニス ロケッツで初めてバスケットボールの遊び方を学びました。

2013年10月更新


コミュニケーション・コンサルタント兼フリーランス・ライター。広報、米国上院議員担当報道官、ジャーナリストとして30年以上の経験を持つ。ミシシッピ女子大学でジャーナリズムと政治学を専攻し、文学士を取得。テネシー在住。親友のブレンダは医療研究機関に勤める公認看護師で、家族の近くで暮らしている。


(2017年9月 更新)

 


ドロシー・ユミ・ガルシアさんは、アーティスト、カルチュラル・ワーカー、教育者として公立及び私立学校や大学で40年以上に渡り教鞭をとってきました。ガルシアさんは、エイズホスピスや少年鑑別所、日本の大学、南アフリカ共和国の非白人居住地域といった様々な場所で、人形や マルチメディア媒体を利用した数百以上の映像作品を制作してきました。2003年ガルシアさんは、教育や持続的な経済発展をアートを通して促進するため、非営利団体「Art Aids Art」を設立しました。南アフリカ共和国に拠点を置くこの団体は、貧困やDV、エイズ危機からのトラウマと戦う女性たちにオアシスとなる場を提供するため、ケープタウン近くのカエリチャに多目的のコミュニティセンターを設立しました。今日までガルシアさんが取り組んできた「作品」の中で、愛娘クロエさんの成長ぶりに最も満足している、とご本人は語っています。

(2013年9月 更新)


University of Hawaii at Manoa, Shailder College of Business にて、MBAを取得。研究分野は、都市行政。ホノルルモイリイリ地区における日本人コミュ二ティ開発について研究し、修士論文では、浄土真宗本願寺派、ハワイ本派本願寺教団の組織形成と文化的継承について執筆。在学中から、仏教婦人会の活動や、日系人地域社会に密着した活動にも積極的に参加。趣味は、切手収集と消しゴムハンコ制作。

(2022年2月 更新)


2013 年日系コミュニティ インターンとして、私は今夏、日系アメリカ人弁護士会 (JABA) と全米日系人博物館 (JANM) で働きます。JANM での私の仕事は主に、Discover Nikkei ウェブサイトに記事、イベント、アルバムを寄稿することです。JABA での私の仕事は、著名な日系法学者の伝説を保存し、広める JABA Legacy プロジェクトです。

2013年7月更新


ロサンゼルス生まれ、アマチ刑務所に収監され、ボストンとユタで教育を受けたリリーは、現在、夫のジョンとともにソルトレイクシティに住んでいます。彼女は 13 年間教師を務め、30 年以上ステンドグラスのビジネスを営んでいましたが、現在は半引退状態です。彼女は水彩画家であり、独創的な自伝「ガサガサガール、キャンプへ行く: 第二次世界大戦のフェンスの向こうにいる二世の若者」を執筆しており、2014 年春にユタ大学出版局から出版される予定です。

2012年8月更新


1947年サンパウロ生まれ。2009年まで教育の分野に携わる。以後、執筆活動に専念。エッセイ、短編小説、小説などを日系人の視点から描く。

子どものころ、母親が話してくれた日本の童話、中学生のころ読んだ「少女クラブ」、小津監督の数々の映画を見て、日本文化への憧れを育んだ。

(2023年5月 更新)


チャンダ・イシサカさんは、カリフォルニア州ロサンゼルス郡のモントレーパークで生まれ育ちました。彼女は日系アメリカ人四世であり、メキシコ系アメリカ人でもあります。イシサカさんは、6年間シアトルに住み、日系コミュニティに喜んで参加し、ミニドカ巡礼企画委員会の一員として年に一度、第二次世界大戦時の強制収容所であるアイダホ州ミニドカ収容所への巡礼を実施してきました。イシサカさんは、現在カリフォルニア州オレンジ郡在住です。

(2014年11月 更新)


サカエ・マニングは、Making Waves: An Anthology of Writings by and about Asian American Women (Asian Women United) などの詩集に詩を寄稿しているほか、Salt River Review で以前に出版されたSammy's Shitkickersなどの短編小説も出版しています。彼女はミルズ カレッジと USC アネンバーグ コミュニケーション スクールの卒業生で、家族とともに南カリフォルニアに住んでいます。

2013年11月更新


イギリス出身のメヘル・マッカーサーは、ロサンゼルスを拠点とするフリーランスのアジア美術史家、作家、教育者です。現在開催中の展覧会「Folding Paper: The Infinite Possibilities of Origami」は、2016年末まで米国を巡回しています。マッカーサーは長年、パシフィック・アジア博物館(パサデナ)の東アジア美術学芸員を務め、南カリフォルニアのいくつかの博物館と協力し、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館の顧問も務めました。著書には、『Reading Buddhist Art: An Illustrated Guide to Buddhist Signs and Symbols』 (Thames & Hudson、2002年)、『 The Arts of Asia: Materials, Techniques, Styles』 (Thames & Hudson、2005年)、『 Confucius: A Throneless King』 (Pegasus Books、2011年)、『 An ABC of What Art Can Be 』(The Getty Museum、2010年)(子供向け)などがあります。また、『The V&A Magazine』、『The Royal Academy Magazine』『Fabrik』にも寄稿しています。

2012年12月更新


沖縄系アメリカ人のスーザン・ミヤギ・マコーマックはニューヨークを拠点とするライターで、ニューヨーク市の日本に関するあらゆる情報源として、2011 年 5 月にウェブサイト「JapanCulture•NYC」を開設しました。また、彼女はShrinecastle.comで沖縄の伝統と日本文化への興味についてブログを書いています。

2012年3月更新


1944 年1 月1日、パラグァスー・パウリ スタ市にて、宮村季光と敏子の長男として生まれる。幼少期、北パラナー州アプカラナ市で日本語を学ぶ。1967年 にパラナー国立大学工学部を卒業。 1968年ブラジル日本電気株式会社に入社、2001年に退職。この年独立して新し いリサイクル産業を展開。妻アリセ加代子の間に、 一男(ドゥグラス秀洋)と一女(エリカ洋美)をもうける。2005年に「限りなく遠かった出会い」のエッセイ集を出版。サンパウロ新聞などに投稿。趣味は歴史ものを読むこと。


(2013年1月 更新) 


現在91歳のエド・モレノ氏は、テレビ、新聞や雑誌などの報道関係でおよそ70年のキャリアを積み、作家、編集者、翻訳者として数々の賞を受賞してきました。彼が日本文化に傾倒するようになったのは1951年で、その熱は一向に冷める気配を見せません。現在モレノ氏は、カリフォルニア、ウェストコビナ地区のイースト・サン・ガブリエル・バレー日系コミュニティセンター(East San Gabriel Valley Japanese Community Center)の月刊誌「Newsette」で、日本や日系文化、歴史についてのコラムを連載しています。モレノ氏による記事のいくつかは、東京発の雑誌、「The East」にも掲載されています。

(2012年3月 更新)


スティーブン・マーフィー・シゲマツは、日系アメリカ人の多文化心理学者であり、国家、組織、家族、個人における多様性とアイデンティティの問題を理解し、明らかにすることを専門とする著者です。スタンフォード大学医学部の顧問教授であり、スタンフォード大学の人種と民族の比較研究センターとフィールディング大学院の教員でもあります。著書に『 When Half is Whole: Multiethnic Asian American Identities』 (スタンフォード大学出版、2012年)、『 Synergy, Healing, and Empowerment: Insights from Cultural Diversity』 (リチャード・カッツとの共著)(ブラッシュ・エデュケーション、2012年)があります。

2013年1月更新


ローラ・ナカムラは日系アメリカ人4世で、ロサンゼルス出身。教育とソーシャルワークのバックグラウンドを持つ。カリフォルニア大学サンディエゴ校でスペイン文学の学士号、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校で教員免許、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校でソーシャルワークの修士号を取得。恋愛関係に見られる独特の重なりを描いた『 The Bonsai Babes: A Love Story』の著者兼イラストレーター。この本は、ロサンゼルスの遊び場で共存するようになったメキシコ系アメリカ人の少女と日系アメリカ人の少女の物語。彼女たちの交差空間は、彼女たちに特有のものだが、思いもよらないつながりを感じたことのある人や、人生で愛を経験したことがある人にとっては普遍的なものである。

ツイッター: @thebonsaibabes
FACEBOOK:盆栽ベイブス
ウェブサイトはwww.thebonsaibabes.comです。

2013年10月更新


日系二世。サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス出身の53歳。サンパウロ総合大学建築専攻。広島大学 建築歴史博士。日本企業YKK・豊田通商・あさひ銀行に勤務。2003年に「文協」の事務局長に就任。

(2013年9月更新)


タミコ・ニムラさんは、太平洋岸北西部出身、現在は北カリフォルニア在住の日系アメリカ人三世でありフィリピン系アメリカ人の作家です。タミコさんの記事は、シアトル・スター紙、Seattlest.com、インターナショナル・イグザミナー紙、そして自身のブログ、「Kikugirl: My Own Private MFA」で読むことができます。現在、第二次大戦中にツーリレイクに収容された父の書いた手稿への自らの想いなどをまとめた本を手がけている。

(2012年7月 更新) 


カリフォルニア大学ロサンゼルス校アジア系アメリカ人研究プログラムの修士2年生。このプログラムにおける彼の研究テーマは、アジア系アメリカ人コミュニティにおける多民族性で、特に日系アメリカ人の体験に焦点を当てている。この研究の狙いは、彼が「人種分類化の二重プロセス」と呼んでいる現象を解明することである。オングは、ミクロとマクロ両方のナラティブを利用し、どのように多民族の人々が、「民族規範」という世襲と文化観念的受容性の間を一貫性なくシフトする統一性のないパラメーターによって、「その他」と区分されているか、検証している。本来、「その他」の立ち位置は、否定的なものではないが、過去から現在まで使われてきた「民族アイデンティティー」という枠組みの中では、常に「異質」と見なされ、民族コミュニティの永久的「部分」であり、「切り離された」存在であった。このようにして、偏見や、あるレベルでの排除の可能性は、もとより存在している。このことは、社会・政治システムにおける人種差別が、私たちの日常生活の中に深く浸透し、制度化されていることを示している。学術論、法政策、教育制度、日常口語における「単一民族」パラダイムの持続性が、「人種的純度」という言い回しを永存させ、多民族の個人の力をふさぎ、様々なレベルの身体的、精神的暴力という結末をもたらすのである。


(2013年10月 更新)


大塚美奈は、日本語の翻訳者、作家です。カリフォルニア大学アーバイン校で文芸ジャーナリズムの学士号を取得しました。仕事や時々の翻訳プロジェクトのほかに、音楽(あらゆるジャンル)を聴いたり、ギターを弾いたりするのが好きです。

2014年11月更新


ブラジル日本移民歴史の研究者。「Romanceiro da Imigração Japonesa (小説集・日本移民)」(1993年)、「Imigração e Política(移民と政治)」(1995年)、「Imigração Tutelada. Os japoneses no Brasil(庇護された移民:ブラジルに来た日本人)」(Unicampサンパウロ州立カンピーナス大学博士論文、2000年)、「Os Japoneses(日本人)」(2007年)などの著書がある。その他多数のエッセイを執筆。第一回文協短編コンクール優勝作品「塀一つ隔てた2つの家庭」は、2013年11月11日ディスカバー・ニッケイに掲載された。

(2017年6月 更新) 


ルイス・タカノブ・シマブクロは1946年ペルー生まれ。シマブクロ・セイトクの末っ子。農業工学の学位を持ち、ペルーのリマで経営学の修士号を取得。2008年から2012年までアマゾン地域に住み、アマゾン・サンカ(1974年)に収録されている父の自伝をもとに、両親や兄弟の物語を綴った。現在はスペイン語で出版できるよう編集中。本のタイトルは「Descubriendo Amazonia(アマゾン発見)」。

2013年11月更新


島袋誠徳は実業家であり、日本語教師でもありました。1977年に日本政府から勲章を授与されました。沖縄に生まれ、1920年にペルーに渡りました。1956年にアマゾンに移住しました。1974年に出版された『アマゾン讃歌』をはじめ、日本語で数冊の本を執筆しました。1982年に亡くなりました。

2013年11月更新


タミオ・シュピーゲルは、ニューヨーク生まれの日系アメリカ人の混血です。アジアや米国の企業に製造、製品開発、太平洋を越えた貿易に関するアドバイスを行っている独立コンサルタントです。ニューヨーク市を拠点とし、日本食と食文化を推進する非営利団体「The Gohan Society」の元エグゼクティブ・ディレクターです。NY NichibeiAsianWeekNikkei Heritageに芸術や時事問題に関する記事を執筆しています。

2017年10月更新


ロクザナ・スドウは、現在カリフォルニア州サンディエゴに住む英語教師です。1995年から2000年まで日本の浜松に住み、そこで「ガウチョ」と呼ばれる日系ブラジル人の夫、レジス・スドウと出会いました。2001年に2人は夫の故郷であるブラジルのリオグランデ・ド・スル州に戻り、そこで8年間暮らし、現在8歳になる息子が生まれました。彼女は文化人類学の学士号と英米文学の修士号を取得しています。ロクザナは、多文化家族や教育と海外でのさまざまな経験について書くことを楽しんでいます。

2013年10月更新


ジェリ・オカモト・タナカさんは日系アメリカ人三世で、両親はワイオミング州農村部の出身。自身の家族史やコロラド、ネバダ、モンタナ、オレゴン、カリフォルニアで過ごした幼少期、養母としての経験やコミュニティ・ボランティアとしての活動をもとに執筆活動を行っている。また、リトルトーキョーサービスセンターの役員の他、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の中国からの養子や孤児の支援プログラム、China Care Bruins Youth Mentorship Programのアドバイザー兼ペアレント・コーディネーターも務めている。現在ロサンゼルス在住。また、ジェリさんが執筆した記事は、以下雑誌および書籍に掲載されています。雑誌:Adoptive Families magazine, Guidepost's Joys of Christmas, The Sun, Loyola of Los Angeles Law Review, Journal of Families with Children from China, OCA Image, UCLA Chinese Cultural Dance Dragonfly Quarterly, China Care Foundation's Care Package; 書籍:Kicking in the Wall:  A Year of Writing Exercises, Prompts & Quotes to Help You Break Through Your Blocks and Reach Your Writing Goals

(2015年9月 更新) 


日系三世、母方も父方の祖父母も沖縄県の与那原村出身。現在、英語・スペイン語のフリーランス通訳であり、Jiritsu(じりつ)というブログを運営している。このブログを通じて、個人的に関心のあるテーマやペルーの日本人移民またはそれに関連する研究課題などを発信している。

(2017年12月 更新)