鷲津敏は、静岡県富士山の麓で生まれましたが、母国の最高峰に登頂することはありませんでした。その代わり、若い頃に海を渡ってアメリカに渡りました。彼は映画監督となり、数十年にわたり受賞歴のあるドキュメンタリー映画を制作してきました。彼の映画には、 「骨・肉・皮膚」 、 「ミスター・オー:韓国の書家」 、 「一世:第一世代」などがあります。
「映画監督として、私はカメラを通して世界を見てきました。詩はおそらく私たちの世界を見て、それを理解しようとするもう一つの方法なのでしょう」と鷲津氏は言う。
鷲津の詩とエッセイは、詩集『 The Chalk Circle 』、 『Sunrise from Blue Thunder 』、『 Family Matters』 、 『In Other Words』、『Forum』、『Poets 11』、『San Francisco Peace and Hope』、『Noe Valley Voice』 、 『The Walrus』に掲載されています。
2017年2月更新
この執筆者によるストーリー
祖国
2017年2月16日 • 鷲巣 とし , スマ・ヤギ , トレイシー・カトウ=キリヤマ
今月は、第二次世界大戦中に家族がミニドカに送られたシアトル在住の89歳の二世、八木スマさんと、現在サンフランシスコ在住の日本人映画監督、トシ・ワシズさんを特集します。大統領令9066号の記念と、1942年2月19日の署名から75周年にあたる2017年という状況で、彼らの詩を読むと、私たちが過去を振り返り、現在を振り返り、私たちのコミュニティのために作りたい「故郷」を思い描く理由が浮かび上がってきます。「故郷」というテーマは、私たちが想像する故郷とは何か、そして私たち自身、家…