
ジェリ・オカモト・タナカ
(Jeri Okamoto Tanaka)
ジェリ・オカモト・タナカさんは日系アメリカ人三世で、両親はワイオミング州農村部の出身。自身の家族史やコロラド、ネバダ、モンタナ、オレゴン、カリフォルニアで過ごした幼少期、養母としての経験やコミュニティ・ボランティアとしての活動をもとに執筆活動を行っている。また、リトルトーキョーサービスセンターの役員の他、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の中国からの養子や孤児の支援プログラム、China Care Bruins Youth Mentorship Programのアドバイザー兼ペアレント・コーディネーターも務めている。現在ロサンゼルス在住。また、ジェリさんが執筆した記事は、以下雑誌および書籍に掲載されています。雑誌:Adoptive Families magazine, Guidepost's Joys of Christmas, The Sun, Loyola of Los Angeles Law Review, Journal of Families with Children from China, OCA Image, UCLA Chinese Cultural Dance Dragonfly Quarterly, China Care Foundation's Care Package; 書籍:Kicking in the Wall: A Year of Writing Exercises, Prompts & Quotes to Help You Break Through Your Blocks and Reach Your Writing Goals。
(2015年9月 更新)
この執筆者によるストーリー

歩き去る:不屈の精神とガマン
2015年10月9日 • ジェリ・オカモト・タナカ
「歩き去る」:私が子供の頃、父はほとんど全ての問題をこの方法で解決していました。 私が弟とケンカすると「外に出て歩いて忘れなさい」、頭痛がする、お腹が痛いと言えば「歩いて紛らわせなさい」、新しい学校に通うのが不安、宿題がわからないと言っても、答えは「忘れなさい」でした。当時の私には理解できませんでしたが、この信念が父の人生を突き動かし、ある時は父を救い、後に私の人生の教訓になりました。 日系アメリカ人の父は、身長173センチのずんぐりとした体型で肩幅が広く、ウェーブの…

ご飯と福 −新年と新しい伝統を迎えて−
2013年11月26日 • ジェリ・オカモト・タナカ
あけましておめでとう、新年快乐、ハッピーニューイヤー&オールド・ラング・サイン 日系、中国系、アイルランド系の私たち一家は、このように挨拶を交わし、新年を迎えます。私は、ロッキーマウンテン出身の日系アメリカ人三世で、夫の先祖はオレゴン・トレイル(オレゴン街道とも呼ばれ、19世紀西部開拓時代にアメリカ合衆国の開拓者達が通った主要道の一つ)を横断し、太平洋岸北西部に辿り着いたアイルランド系アメリカ人で、夫自身はロサンゼルスのサンフェルナンドバレーで育ちました。私たちの2人の娘…

田中おじいちゃんの巡礼者の詰め物
2012年11月22日 • ジェリ・オカモト・タナカ
感謝祭は典型的なアメリカの祝日ですが、若い三世だった私は、日本人の家族とニューイングランドを植民地化したメイフラワー号の巡礼者との間に何らかのつながりがあるとは信じていませんでした。私は 1960 年代から 70 年代にかけて西部で育ちましたが、多様性に乏しい町が多かったため、自分が巡礼者らしくも「アメリカ人」、つまり白人であるとも感じませんでした。私は密かに、ボンネットの下にカールした毛の付いた巡礼者の黒いドレスと白いエプロンを着ることを切望していました。しかし、学校…
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