ビッキー・K・ムラカミ=ツダ

(Vicky K. Murakami-Tsuda)

全米日系人博物館コミュニケーションプロダクションマネージャーを務めるムラカミ゠ツダさんは、ディスカバー・ニッケイの仕事をすることが大好きだと言います。新鮮で興味深いたくさんの話に触れる機会があり、同じ関心事を共有する世界中の人々とつながることができるからです。

南カリフォルニアの大家族の出身のムラカミ=ツダさんは、“自称”四世。かつて(自由な時間やエネルギーがもっとあった頃)は、アーティストとして日系アメリカ人の文化や歴史を探求する作品を制作していました。仕事以外の時間は、食べること、大好きなドジャースの応援、ボウリング、読書、携帯電話のゲーム(「ワードル」ファンの人はいますか?)、映画やドラマの一気見を楽しんでいます。

(2022年5月 更新)

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ディスカバー・ニッケイに皆さんの力を貸してください!

私は27年間全米日系人博物館(JANM)に勤務し、数え切れないほどのプロジェクトに携わってきましたが、私のお気に入りはディスカバー・ニッケイです。このプロジェクトに最初に関わったのは、立ち上げから間もない2005年でした。その後17年間でディスカバー・ニッケイでの私の役割は拡大し、変化していきました。最初に担当したのは、ディスカバー・ニッケイ初のウェブデエディターとしての仕事でした。そしてその後、プロジェクトマネージャーに昇進し、現在は、主にサイトの戦略的コンテンツと技術開発を担当しています。 プロジェクトマネージャーの西村陽子さんと少人数のスタッフ、そして増え続ける献身的なボランティアの皆さんと協力しながら、ディスカバー・ニッケイのオンラインイベントや新しい取り組みのために、楽しみながらアイデアを出し合っています(こうして陽子さんと私の仕事は増えていくわけです)。また、主に日本在住のウェブエンジニアから成るボランティアチームのマネージメントというやりがいのある仕事にも取り組んでいます。 ディスカバー・ニッケイを通して、私は世界中のニッケイ(日本人移民とその子孫)の体験について学んだだけでなく、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、メキシコ、ペルー、日本など、さまざまな地域の多様な人々と出会うことができました。 こうしてディスカバー・ニッケイというひと…

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ニッケイを見いだす:詩のコラム

On the inside

Welcome to another special edition of Nikkei Uncovered: a poetry column. Two staff I work closely with at the Japanese American National Museum, public programs extraordinaire Joy Yamaguchi and digital guru Vicky Murakami-Tsuda, allowed me to facilitate a process with them to write poetry grounded in this particular era of Covid-19, lockdowns, missing and finding family, and the overall unknown of now. They took a risk, trusted the process, and ran with it and crafted some really lovely work. We thought it would be fun to try something new, especially since the day this publishes we will also…

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ある四世の考察

ディスカバー・ニッケイ10周年を迎えて

ディスカバー・ニッケイは、昨年3月に公開10周年を迎えました。アニバーサリーを記念して、当プロジェクト・マネージャーの西村陽子さんから記事の執筆を依頼されましたが、何を書こうかと悩むうちに1年以上が過ぎてしまいました。10周年のお祝いの1年がもうすぐ終わります。もうこれ以上、後回しにはできません。 当初はディスカバー・ニッケイ・プロジェクトの歩みや成果に真っすぐ踏み混んだ記事を書く予定でしたが、うまくいきませんでした。我が子のように感じているプロジェクトについて何を書くべきか考えた時、私は自分のアプローチ方法が完全に間違っていたことに気付きました。ディスカバー・ニッケイは、たくさんの重要な事実や情報を発信していますが、本当の醍醐味は、個人的なストーリーを共有し、世界中の人々をつないでいることです。 私は、自分自身の個人的なストーリーやつながりについて思いを巡らし、ディスカバー・ニッケイのどんなところが大好きなのか、考えてみました。そして思い出したのが、子供時代のことでした。このプロジェクトに親近感を覚える根底には、私が子供時代にしていたことが大きく関わっていると思いました。 私は、かなりの恥ずかしがり屋で内向的な子供でした。日系二世の母方の祖母に似たのでしょう。ずっと本を読んでいるような子供でした。祖母もいつも何か読んでいました。読めるものは何でも。新聞、「ナショナル・エン…

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ニッケイ物語 3—ニッケイ人の名前:太郎・ジョン・フアン・ジョアオ?

Don’t Call Me Victoria, Vicki, Vikki, or Binky…

When my mother was pregnant with me…in the time before ultrasounds…Dr. Shigekawa (many Los Angeles area Japanese Americans of several generations were delivered by her) told her that I would be a boy. So, my parents had decided to name me Richard Murakami. When I came out…surprise! It’s a girl! I’ve never asked why, but my mother decided to name me after a soap opera character—Victoria from One Life to Live. However, they didn’t name me “Victoria”—my legal name is “Vicky.” The character’s nickname is Vikki (wh…

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Hiroshima Revisited: Interview with Steve Nguyen

Steve Nguyen is the director/producer of the animated film, HIBAKUSHA which re-creates the real-life experiences of Kaz Suyeishi, a survivor of the atomic bombing of Hiroshima. Since the release of the film, he has produced a short documentary that he filmed with the nonprofit campaign Global Zero of his visit to the city of Hiroshima. We recently asked him some questions about the projects. What about Kaz’s story inspired you to first make the animated film, and then to visit Hiroshima? The focus on Kaz as a person was more important to me than her heritage or her ethnicity. She ne…

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