バレリー・マツモト
(Valerie Matsumoto)
ヴァレリー・J・マツモトは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の歴史学部およびアジア系アメリカ人研究学部の教授です。著書に『City Girls: The Nisei Social World in Los Angeles, 1920-1950』があるほか、 『Farming the Home Place: A Japanese American Community in California, 1919-1982』の著者で、エッセイ集『 Over the Edge: Remapping the American West』の共同編集者でもあります。トシオ・アンド・ドリス・ホシデ特別教育賞、UCLA特別教育賞、UCLAアジア系アメリカ人研究大学院生協会より大学院生指導・教育優秀賞を受賞。最近、日系アメリカ人の強制収容、補償、コミュニティに関するジョージ・アンド・サカエ・アラタニ教授に任命されました。
2018年9月更新
この執筆者によるストーリー
八島太郎と八島ミツの壮大な人生
2018年9月11日 • グレッグ・ロビンソン , バレリー・マツモト
日系アメリカ人の注目すべき物語の一つは、芸術家であり自由の闘士でもあった並外れたカップル、タロウとミツ・ヤシマの壮大で悲劇的なパートナーシップです。彼らは一緒に何年もの苦難(投獄、追放、貧困、病気)を乗り越え、作家やイラストレーターとして名声を博しました。最終的に、ミツは夫と一緒に生活を続けることができなくなりました。八島太郎は、1908年9月21日、鹿児島県の海辺の町根占(現在の南大隅町)で、医師で美術品収集家の息子として岩松淳篤として生まれました。八島は後に、幼少時代は…