ノーム・マサジ・イブキ

(Norm Masaji Ibuki)

オンタリオ州オークビル在住の著者、ノーム・マサジ・イブキ氏は、1990年代初頭より日系カナダ人コミュニティについて、広範囲に及ぶ執筆を続けています。1995年から2004年にかけて、トロントの月刊新聞、「Nikkei Voice」へのコラムを担当し、日本(仙台)での体験談をシリーズで掲載しました。イブキ氏は現在、小学校で教鞭をとる傍ら、さまざまな刊行物への執筆を継続しています。

(2009年12月 更新)

identity en

My Aunt Hiroko Nagaike Sensei - Part 1

One of the greatest laments that I have for the pre-WW2 immigrant generation is that our connections with Japan have largely disappeared.

When I went over to Japan in 1995, one of my intended goals was to make some sort of connection with the relatives who I had grown up hearing about on odd occasions. I knew li…

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sports en

Remembering Thomas Makiyama Sensei

Whenever I go back to Japan these days, it is really with more of a sense of mission, reevaluating my relationship with Japan and my identity of which being Nikkei is significant.

Even after having lived in British Columbia for three years, one in South Slocan where I lived for a short time in Lemon Creek visiti…

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「僕は、何よりもまずアメリカ人です。そして僕は黒人です。」 アメリカ人演歌歌手、ジェロ

日本演歌界という独特の伝統を誇る世界で、現在最も有名な新人演歌歌手は、ジェロである。

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2009年初頭、「ジェロと私(Jero and Me)」 と題した記事を書いて以来、私は、このアメリカ出身の日系歌手に強く興味を持つようになった。彼は、ファーストアルバム「カバーズ」(2008)、続いて「約束」(2009)、「カバーズ2」をリリースし、今や日本のお茶の間の顔となっている。私は、ジェロへのメディアハイプの裏側を探ってみたいと思うようになった。

日本に馴染もうとするガイジンが、日本では好まれている。ジェロはその点で人と違い、独自のファッションセンスとアイデンティティ意識を持ち、彼自…

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war en ja

日本にて:ある日系カナダ人の移住そして引き揚げ-その3

>>その2

カナダに帰りたい

私はあまり幸せではありませんでした。本気に怒っていた訳ではなく、いらついていたのです。カナダが懐かしかった。レモンクリークがいとしかった。何より、英語の話せるカナダの友人と会いたかった。私は孤独感を感じていたのです。

義理の兄は、私を上沼の学校に行かせました。他の同級生に比べて背がとても高く、年上で、しかも日本語の話せない私にとって、それはとてもひどい経験でした。たとえ日本語がうまく話せたとしても、私の行いは全て他の子とは違っていました。他の子は、靴を履かずに下駄を鳴らしながら歩いていました。 私が履くと「このアメリカ人は下駄の履き方も知らないぜ」と言ってからかいました。そんなことは私をい…

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war en ja

日本にて:ある日系カナダ人の移住そして引き揚げ-その2

>>その1

日本への引き揚げ

父は日本に土地を持っていました。それがカナダに来た理由でした。 日本へ送金をし、土地を守り抜くことに責任を感じていました。父は自分の代で土地を失うことを全く望んでいませんでした。

父の死後、母は特にする事がなく、私によく日本語を教えてくれていました。松下家もレモンクリークにいたので、リリー松下も日本語を習いに来てました。当時、レモンクリークには(日系の)コミュニティーがあり、華道や裁縫のようなちょっとした文化活動が行われており、奥さん達はよく集まっていました。私はそれまでこんなに多くの日本人を見たことがなかったので、 この環境が気に入ってました。みんな同じ人種なんだと。戦争が始まる前までは、バ…

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