
エドナ・ヒロミ・オギハラ・カルドゾ
(Edna Hiromi Ogihara Cardoso)
サンパウロ州の内陸部生まれ。夫と娘の3人暮らし。サンパウロ州立大学建築都市計画学部を卒業。手工芸のボランティア講師。趣味は水彩。インスピレーションが沸くと書き物を始める。
(2020年10月 更新)
この執筆者によるストーリー

美しい名前
2024年12月5日 • エドナ・ヒロミ・オギハラ・カルドゾ
ヒロミちゃん、いい子だよ! – それで、カルメンさんことタケコさんは、日本の童謡を口ずさみながら赤ちゃんを揺さぶりました。 1歳半年上の美和ちゃんは、このミニチュアを興味深そうに見ていました。 慎重に選ばれた名前、ヒロミは幅広い美しさを意味します。この名前を選んだとき、両親は私にどんな夢や期待を抱いていたのでしょうか?彼らは確かに良いことを考えており、この世に来てくれる存在が世界を良くしてくれることを願っていました。美の機能とは何でしょうか?心を明るくします。 まだ…

ありがたい!!!
2023年11月7日 • エドナ・ヒロミ・オギハラ・カルドゾ
「ヒロちゃん、ごはんよ!」と、母の声で、私は飛び起きました。温かいご飯と栄養満点のみそ汁で、私の楽しい一日が始まるのでした。 1960年代後半から1970年代後半ぐらいまで、サンパウロ州オスヴァルド・クルスの町に私たちは住んでいました。当時、日本食の材料がなかなか手に入らなかったので、日系人たちは、いろいろ工夫をしていました。私の母もそのひとりでした。末っ子の私は刺身が大好きなので、母はイワシの刺身を作ってくれました。う庭にはハイビスカスが植えてあり、その花のがくで作った…

毎日のラジオ体操
2020年10月28日 • エドナ・ヒロミ・オギハラ・カルドゾ
雨の日も晴れの日も、女性たちは毎日ラジオ体操教室へやってきます。 場所はサンパウロ市シャッカラ・イングレザ区にある体育館。数少ないスタッフが交代で入り口の門を開け、テーブルとCDプレヤーを用意します。 その地域には日系人が多く住んでいるので、参加者の少なくとも30パーセントは日系人です。 一人また一人と女性たちが元気に集まり、挨拶を交わします。新型コロナウイルスが発生するまでは、ハグが付き物でした。 参加者は50歳から80歳以上の女性なので、この年代ならではの会話が…
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