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エヴェリン・ヨシムラ氏は、家族が第二次世界大戦の強制収容所があったアリゾナ州ポストンから移り住んだ場所、デンバーで生まれました。そしてまだ子供のうちに、ロサンゼルスのCrenshaw地区に移りました。1960年代の激動の公民権運動時代に主に黒人社会で育ち、1965年のワッツ暴動を直に目撃します。ドーシー高校卒業後、エヴェリンはカリフォルニア州立大学へ進学し、設立したばかりのアジア系アメリカ人研究プログラムの発展に貢献。この期間中、彼女は二十年にわたるリトル・トーキョーの文化的施設やアメラジアン・ブックストアの創設者の一人であり、『Gidra』のスタッフメンバーでした。『Gidra』は、挑発的なジャーナリズムの混合、グラフィック・アート、社会的・文化的・政治的事実を特集した革新的なアジア系アメリカ人の出版物です。
エヴェリンはリドレス・キャンペーンで活躍し、1981年に行われた一般人の戦時再配置及び収容に関する委員会のロサンゼルス公聴会のための重要なコミュニティ・オーガナイザーを務めました。現在は、LTSC (Little Tokyo Service Center) のコミュニティ・オーガナイジング・ディレクターです。2001年9月11日以降、エヴェリンはLTSCで、アラブ系アメリカ人とイスラム教徒の社会とのつながりの構築をはじめとした多くのプロジェクトに取り組んできました。(2012年8月)