(英語) そうですね、この問題全体の中では、補償金の額自体が最重要点だとは思っていませんでした。私たちが主張したかったのは、この件が合憲か否かと云うことです。そしてこの問題は、日系アメリカ人に限らず、(アラスカ先住民の)アレウト族の人々、ペルーやボリビアにいる日系ラテンアメリカ人達、そして一連の強制収容のプロセスに巻き込まれたその他のたくさんの人々に関係していました。また、大統領令9066のことだけでなく、外務省がやったこと、防衛省がアラスカで行ったこと、その他多くのことにも関係していました。ですから、我々を強制収容するという政府の行為が合憲か否かと云うことを問題視したかったんです。と云うことで、この問題は、かなり複雑で、入り組んでいたと言えますね。
日付: 1999年10月28日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: トム・イケダ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.