(英語) ちょうどその頃、私はスパーキー(スパーク・マツナガ氏)と話をする機会がありました。彼は日系二世の退役軍人の会で講演するため、私が住んでいた町に来たんです。マツナガ氏には、多忙なスケジュールの合間に、私との面会のため15分割いてもらうことになりました。でも面会は実際には2時間半にもなってしまいました。この問題は日系社会にとっては重要な問題と、彼は考えたんですね。彼は私たちの立場に強い共感を示してくれました。また、会談で話題となった全ての案件に関して行った我々の膨大なリサーチにも、とても感心してくれました。戦前そして戦時中の日系人の忠誠心だとか、最高裁におけるジョン・L・デウィット中将の証言とか、その類いのものに関する調査のことです。
この会談は、私自身とマツナガ氏にとって良い情報交換の場となりました。そして私は、彼が私との会談にこんなに長時間を割いてくれたことに、非常に感銘を受けました。他に予定されていたアポイントメントのいくつかを後回しにしてくれたんです。今後出てくるあろう補償獲得にかかわるいろいろな問題について、マツナガ氏がその中心的役割を果たすだろうと、私はその時感じましたね。そして歴史が証明しているように、その後マツナガ氏は甚大な影響力を発揮し、我々の要求に対しも、迅速に対応してくれました。
日付: 1999年10月28日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: トム・イケダ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.