荒波を立てるな (英語)

荒波を立てるな (英語) スパーク・マツナガ氏との会談(英語) 課題の規模 (英語) 共通の目的のために (英語) 歴史は変化し続ける(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) (政府に対する補償請求を発案した)私たちは、まず日系人を教育するため、2日間の講座を設けました。しかし、問題がありました。日系人は、強制収容に至った経緯が、合憲かどうかを理解することができていなかったのです。結果的には、この人たちであれば全く問題なく理解してもらえるだろうと思っていた人たちに、納得してもらうのに一番苦労させられました。本当に驚きましたね。その人たちこそ、利口で、憲法やその種のことを充分理解できるに違いないと思っていたわけですから。彼らは、ヒラバヤシ(対アメリカ合衆国)裁判もきちんと理解していました。ですから私としては、彼らはこの計画を支持してくれるだろうと考えていたのです。でも蓋を開けてみると、全く正反対でした。

反対意見としては2つありました。1つは、私たちが無用に事を荒立てようとしているんだという意見。過去に我々が蒙った被害に対して米国議会に対して損害賠償を請求するなんて事は、もっと充分に議論を尽くしてからでなければ駄目だと云う考え方で、そんなことをしたら、日系人は信用をなくし、評判を落としかねない、というものでした。そしてもうひとつは、金銭の請求をするなんて、日系人の品位を傷つける行為だ、というものでした。

日付: 1999年10月14日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: トム・イケダ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.

redress movement

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