(英語) 自分の身に最悪の事態が起こるだろうことは予測していましたし、自由の身ではいられないだろうことも分かっていました。私の徴兵カードには「敵性外国人」と分類されていたので、政府はそう簡単に私を放っておかないだろうと思っていました。私が自由の身でいることを政府が知れば、彼らはすぐにでも私を捕まえに来るだろうことは分かっていたのです。
I*: あなたは逮捕を恐れていましたか?
いいえ。自分は何も悪いことをしていないと思っていたので、逮捕を恐れてはいませんでした。誰が悪いかと言えば、それは権力の方だったのです。私の判断では、政府がしていたことこそ、憲法に違反していたのです。
* 「I」はインタビュワー (Lorraine Bannai)
日付: 1996年5月14日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: ロレイン・バンナイ、テツデン・カシマ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.