ブラジル社会に恩返し-不足のテクニコを育成

借金の取立てにうんざりしブラジル移民を決意 渡伯初期の生活 見よう見真似で物にした仕事 ブラジル社会に恩返し-不足のテクニコを育成 農工学校を通じてノウハウを次世代へ

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われわれこの、会社(JACTOグループ)が大きくなったんは、儲けさせてもらったんは、みな百姓なんだと。で、その儲けの一部は百姓に返さなきゃいかんと。とにかく、土地をね、使い切ってしまったんじゃダメなんだと。必ず肥料をやらなきゃいかんと。その肥料の意味でですね、どうしたら言いかといろいろ考えたんですけども、結局、今百姓、ブラジルの百姓さんが、あの貧乏してるのは、いわゆる土地でもない、気候でもない。土地はもういい土地があります。雨は十分降る。天気はだいたいいいと、気候はだいたいいいと。足りないのはですね、いわゆる技術なんですね。技術ってね、いろいろ難しい技術はね、なんでしょうけどね、それを実行する人がおらん。テクニコ(技術者)がおらんわけです。アグロノモ?(農業技師)はたくさんおるわけです。テクニコが、テクニコがおらん。そのテクニコをですね、田舎に帰すのが、私一番いい方法じゃないかと。で、私の学校の生徒は全部田舎へ帰れと。町にはおるなと。ほとんどみな田舎へ帰っております。

日付:
場所: ブラジル
Contributed by: Caminho da memória - 遥かなるみちのり. São Paulo, Brazil: Comissão de Elaboração da História dos 80 Anos de Imigração Japonesa no Brasil, 1998. VHS.

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