家族の食卓の思い出(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)この大きな丸い食卓は父が作ったのよ。ここにみんなが座ってね。それはそれは本当に素晴らしい食事の時間でしたね。母はほんとに料理が上手でね。父は毎日刺身を食べてました。漁師が車で、魚を持ってくるんです。小さな車でね。週に2、3回は来てましたね。マグロですね。父はマグロしか食べませんでした。時々、あの赤い魚。なんていいましたか。鯛じゃないくて、ちょっと思い出せませんが。まあ、時々はその赤い魚も食べましたけど、ほとんどマグロでした。母はマグロの残りを揚げものにしたり、煮付けなんかにしていましたね。魚の頭とか魚の卵とかは、醤油とお砂糖で料理してくれました。本当においしかったですよ。というわけで、私はほとんど日本食で育ちました。魚の他は煮しめや混ぜご飯も良く作りましたね。特別の日は寿司も作りました。そうですね、たまには学校の弁当に寿司が入っていたこともありました。

食べ物とか、毎日の楽しさということに関して私のワイレア時代はは本当にいい思い出ばかりです。それに、父は人を食事に呼ぶのが好きで、よく呼んでいましたね。そんなときはチキンヘッカ1を出すんです。母がそのチキンヘッカを作ってね、みんなでテーブルを囲んで食べるんですが、楽しかったですね。

1. チキンヘッカとは牛肉の代わりに鶏肉を使ったすき焼きのことです。

日付: 2006年5月31日
場所: 米国、ハワイ州
Interviewer: アケミ・キクムラ・ヤノ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

food hawaii sushi

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