テキサス州クリスタルシティーでの日系ペルー人と日系アメリカ人の関係について思うこと (英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 日系ペルー人と日系アメリカ人の間に敵意や争い、対立は全く無かったと思います。でも子供ながらに、私たちはペルーの人たちにすごく親切で優しく接していたことを覚えています。私の記憶が正しければ、ペルーの人たちは少し粗野なところがあったり、話す日本語も多少未熟だったりしたのですが、私たちは彼らに礼儀正しく接するよう言い聞かせられていました。服を着ずに走り回る子供たちをそのままにさせていたりして、恥ずかしくないのかなと思ってはいたのですが、彼らの生活の中のそういうところは見ないふりをしていましたね。私たちの中に、ペルー人に対する優越感が多少あったからそんな風に振る舞っていたのだと思います。本当にそう思いますよ。階級差別的な感覚ですね。日本文化には階級差別意識が色濃くあって、それは単に私個人の記憶に残っているものではないと思います。アメリカの日系人は日系ペルー人に対して優越感を感じていたと思います。

日付: 1998年5月27日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: ロリ・ホシノ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project

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