(英語) 私たち一家は再会し、昼も夜もいつも一緒に居られるようになったんです。家族のみんなにとってそれはとても大きなことでした。母も元気になって、すごく幸せそうでとても素敵でしたね。父は、母が心配していたような厳しい人間に変わってしまうこともなかったですしね(笑)。
再会後私たち姉妹が最初にしたことの1つが、父のスーツケースを開けることだったんです。そしたら中から漫画本を見つけたんですよ。父はとても真面目な人だと母から聞いていたので、それは楽しい発見でしたね。私たちが漫画を読むことを許さないと言っていた父なのに、自分は持っていたんですからね(笑)。 収容所を包む雰囲気には独特なものがあって、共同体としての強い意識がありました。行事もたくさんあって、相撲大会や詩吟会、それから私は日本語劇に参加していました。学校や教会もいろんな活動に関わっていましたし、姉は朝の5時とか5時半に起きて体操に行き、体を鍛えていました。こういったことが私のクリスタル・シティーでの思い出で、それはとても幸せな日々でした。家族中みんな幸せだったんです。
日付: 1998年5月27日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: ロリ・ホシノ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project