仕事における体・心・精神の倫理(英語)

19歳で家族経営に携わる(英語) 仕事における体・心・精神の倫理(英語) 戦後の差別(英語) 本土におけるハワイの情報不足(英語) 家族優先(英語) 白人家庭に受け入れられて(英語) より難しくなってきた伝統の継承(英語) 「100%日本人」(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)我々の会社は、いわゆる五大企業というわけではないので、人事管理者がいて、従業員のトレーニングを行うというようなことはしていません。従業員のほとんどは、経験から学びます。私たちが彼らに言うのは、ここで働いてくれて嬉しいし、学んでくれれば有り難い、ということです。たとえ愚問かもしれないと思うことがあっても、分らないことがあればいつでも質問してほしいのです。知らないことを聞くことに愚かな質問などありませんから。私は、従業員に週80時間働いてほしいなんて思いません。もし、20時間で仕事を終わらせられるのであれば、それは素晴らしいことだと思います。ただ、日々仕事をする中で、何かを学んでほしいのです。たとえ毎日同じことを繰り返していても、自分の時間を増やすためにも、より効率を上げるにはどうすればいいか、考えてほしいのです。

私は、体、心、精神(のバランス)が重要だと考えます。秘書的業務に従事する多くの従業員は、機械を前に仕事をすることが多いため、腰や首が痛くなることがありますが、週に1度、水曜か木曜に指圧師に来てもらい、20分間の施術を受けてもらっています。

I*: 素晴らしいですね。

週末にそのサービスを受ける従業員も居ます。私は、一生懸命働く従業員に、そういうサービスを提供すべきだと思います。また、一部の幹部の手柄ばかり称えていると、見過ごしてしまうことがあります。帳簿係だったり、働いてくれている皆のお陰で会社は成り立っているのです。会社には従業員が必要です。私たちは、一人ひとりが会社にとって、とても重要な存在であることを皆に伝えています。 一方、私たちは従業員を囲い込むようなことはしません。何人かは会社から独立し起業したのですが、私たちは、彼らを支援しました。私は、起業家精神はとても大事だと思います。独立して自分のやりたいことをやるのも素晴らしいし、私たちと共同で事業をやるというのもいい考えだと思います。

*「I」はインタビュア(アケミ・キクムラ・ヤノ)

日付: 2006年6月1日
場所: 米国、ハワイ州
Interviewer: アケミ・キクムラ・ヤノ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

business construction employees

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