日本語能力の欠如(英語)

日本語能力の欠如(英語) アメリカと日本のいいところを受け継ぐ(英語) 文化的適応(英語) 日本文化の伝統を保存(英語) お正月料理(英語) 外国人慣れしてきた日本人(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 当時の日本ではまだ「外国人は日本語が話せないもの」として受けいれられていましたが、一方では見た目が日本人であれば日本語を話せなくてはいけないという傾向にありました。友達5、6人と出かけると日本語が話せないのは私ぐらいで、他の友達は全員日本語が出来るにもかかわらず、レストランのウエイターが話しかけるのはいつも私なんです。なので友達に「What’d he say?(なんて言っているの)」と聞いてましたね。でもしばらくするとそんなことにも慣れ、ウエイターが私の方を向いていても他の人達に注文をしてもらうようになりましたけどね。 またこんなこともありました。ある日、私と妹と母の3人で小さな八百屋さんに行った時のことです。私たちが話をしていると、八百屋のおじさんが何か話しかけてきましたが、何を言っているのか分からなかったんです。すると突然そのおじさんが母に怒り始めたのです。わかりますか?母に対してですよ!その後「あのおじさんは何を怒っていたの?」と聞くと、母は「あなたたちが日本語で話をしなかったからよ。」と教えてくれました。そのおじさんは母に「あなたは自分の子供たちに日本語を教えなかったのか?あの子達は日本語がわからないのか?なんで日本にいるんだ!」とそう怒ったそうなのです。「日本人の顔をして日本語が話せないなんて、どこかおかしいのでは?」という感覚で、なじめなかったのでしょうね。

日付: 2003年9月3日
場所: 日本、東京都
Interviewer: アート・ノムラ
Contributed by: アート・ノムラ、『ファインディング・ホーム』

FindingHome identity language multi racial prejudice

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