移住当初も若干残っていた勝ち組

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私がその移住した1954年っていうのは、ちょうどサンパウロ市の創立400年祭ってのがあってですね、我々が1月26日、1月16日に着いたんですけど、1月の25日がサンパウロの創立記念日で、私はまだ5歳で全然覚えてないですけど、まあ盛大なお祭りがあったわけです。

しかしながらその頃まだ、桜組廷臣隊と言う団体が残っててですね、彼らは、日本は戦争に勝ったんだけども、戦争の結果、まだまだ再建の道が険しいので、自分たちを国費で帰国させろというような、運動ですね、あのサンパウロのプラサ・デ・セから総領事館があるとこまでデモ行進したりしてね。その写真はあの移民資料館にも残ってますけど。まあそういうまだ、いわゆる勝ち組と言う人が戦争が終わってからまだ10年経っても未だ若干いたということですね。

日付: 2019年9月19日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 西村 陽子
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

Brazil Kachi-gumi post-war sakuragumi teishintai

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