祖父がFBIに連行された後隣人の世話になった母(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)私の母は、本当に興味深い体験をしていました。母の父、コウイチ・スズキはサンフランシスコの日本学園の校長だったので、真珠湾攻撃後、FBIの手配犯となりました。そして家に来たFBIに連行されました。母方の祖母は既に亡くなっていたので、当時12歳か14歳だった母と2歳上の姉、4歳下の弟は、父親に何が起きているかも分からないまま、きょうだいだけでサンフランシスコの家に残されました。お金も食べ物もありませんでしたが、3人の子供たちの面倒をみる人が誰もいないことなど、FBIは気にもしませんでした。辺りは暗くなり、きょうだいは階下に降りていきました。建物は二連式住宅のような作りで、隣の日系アメリカ人家族に、「父をご存知ですよね。連れて行かれたんです」と伝えると、彼らはきょうだいを家に招き入れ、世話をしてくれました。

最終的に彼らはタンフォラン集合センターに収容され、他の人たちと同じように干し草の俵を寝床にして馬小屋で生活し、その後トパーズ強制収容所に移送されました。

日付: 2019年7月11日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ケイラ・タナカ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

FBI world war II

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