(英語)私は、次々に企業に手紙を出しましたが、そのほとんどが日本企業でした。1960年代、ソニーやキャノン、パナソニックといった日本企業は、一般消費者がビデオカメラを使用する可能性を模索し始めていました。私の手紙に最初に反応してくれた主要企業のひとつが赤井電機という会社でした。赤井氏は、いわゆるポータブル、またはポータパックという愛称で呼ばれていたビデオカメラを12台提供してくれました。私はそれをバックパックのように背負い、カメラ本体につないだ状態で別々に運びました。ものすごく重かったです。
最初は笑われました。テレビ業界のプロの人たちもバカにしていました。プロ用の機材とは比べ物にならないので成功するわけがないと思われていたのです。でも重要なのは、まだ存在していないあらゆる可能性を探究することでした。
日付: 2017年9月15日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ジェニファー・クール
Contributed by: ジェニファー・クール、マシュー・ピュリフォイ