(英語)最初の動機は、なんと言っても2016年の大統領選挙です。大統領に選ばれた人が、「イスラム教徒を追放する」とか、「大統領命令発令とか強制収容はかって、実行された」なんて話すのを聞いて、生まれて初めて、この国に生きるマイノリティーとして危機感を抱き、気持ちが奮い起こされました。この国は人種の坩堝で、誰に対しても開放されているとずっと、信じていた。でもこの時初めて、日系人の強制収容についてしっかり勉強しようと思ったんです。
この映画は、二部構成になっています。第一部は、歴史を考察したうえで、「共感」を抱いてもらう。僕自身、特権的な視点を振り捨てて、非特権階級、マイノリティーの人たちの視点を理解する。第二部では、マイノリティーの人たちに希望を持ってもらいたい。白人には、この国はもう白人だけの国ではないことを認識して、特権を分かち合うことの大切さを訴えています。
日付: 2018年8月21日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: シャーロン・ヤマト
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター