ぼく実は、いつでも帰化してもいいなとは思っているんですね。ただ、あの、資料を集めるのが面倒なところがあって、って、こんなこと言ったらちょっと失礼なことかもしれないですけれども、だけど、今自分の仕事の環境の中でも、えー、ブラジルのままで苦労したこともなければ、で…うー、困ったこともないので、困っていないので、そのままになっているだけなんですね。
なので、まあ今ブラジルにもう戻るつもりも本当にない状況で、家もこうしてある状況なので、日本の中でみんなで頑張っていこうとは思っているので、本当はもうすぐにでも帰化しちゃったほうがいいかもしれないですけれどもね。でも、ま、そこはタイミングを見て、必要になった時に帰化しようかなぁとは思っているんですよね。
ま、自分の中では帰化したところで、ま、自分の中ではなにも変わらないと思っていて、帰化しても、やっぱり自分はブラジル出身であって、自分の名前であるパウロもやっぱり使い続けたいところはあるかもしれないですよね。
日付: 2016年10月18日
場所: 日本、群馬県
Interviewer: 小嶋 茂
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター