インタビュー
リーマンショック以降のコミュニティの変化
ぼくが来た89年から、まあ、少しずつこうブラジル人が増えていって、93年ごろからブラジル二世ができていきましたけれども、うーん、非常に大きな、このコミュニティといいますか、これやっぱりブラジル人の人たちと地元の人たちの間には大きな壁はあった気はしますよね。それはお互いが距離をもつようにしているとかっていうことではなく、やっぱり、どう交流していけばいいのかが分からないということもありますし、うーん、お互いが…なんでしょう、あの、近づくきっかけも無ければ、それを必要とすることもなかったので、うーん、無意識的にお互い…交わるようなことは無かったですよね。
ただそれがリーマンショック以降、これはやっぱり経済的な部分で変わっていっているところが大きいとは思うんですけれども、やはりブラジル人側ももっと日本語も勉強して、えー、ま、日本人のお客さんを取り込もうとする店も出てくれば、反対に地元のお店の人たちももっと外国人を受け入れていかないといけない。そういう動きも見られて、うーん、ブラジルの店で日本語の表記もあれば、日本のお店でポルトガル語の表記もあったり、国旗を飾ってくれるお店もあって、それがすごく自分の中では新鮮だなと思いますね。
大きく、やっぱり昔と比べると変わったところだなという気はしますね。なので、お互いがもっと交流をもっていかなきゃ、もっていかないといけないと思う気持ちは強くなっていることは間違いないことだと思います。
日付: 2016年10月18日
場所: 日本、群馬県
インタビュアー: 小嶋 茂
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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