インタビュー
マンザナーでの暴動(英語)
(英語)答えのない疑問を抱え、さまざまな噂が出回る中、事務局に出向いて抗議し、一体何が真実なのか突き止めようという気運が高まっていたのでしょう。(暴動は)暗くなってからか、午後遅い時間、たそがれ時に起こりました。
事務局に大勢が乗り込んで来たので、向こうは憲兵を送り込んで来ました。彼らはただ来たのではありません。マシンガンを構えていました。何人いたのかは分かりませんが、数えきれない人数がフェンスの向こう側にいました。我々はこちら側でした。何事もなければ平和的に何かしらの回答をもらい、皆がそれぞれのバラックに戻ることができたのだろうと思います。
しかし、事務局側からは誰一人出てきませんでした。私たちと憲兵隊は、ただ顔を突き合わせている状態でした。そして悪いことに砂嵐が起きたのです。風が強く、夏のような気候ではありませんでした。もう既に冬で、12月でした。そして砂嵐が起きた時、私たちは皆動いて逆方向に走って逃げました。
しかし、それが憲兵の動揺を招きました。私たちが襲い掛かかろうとしていると思ったのです。被弾した人たちは、走って逃げる間に背中を撃たれました。これがこの出来事の一部始終でした。
憲兵隊は、催涙ガスを撒きました。そうです、催涙ガスです。それがさらに大きな混乱を招きました。私は、催涙ガスを撒くべきじゃなかったと言っているのではありません。発砲すべきではなかったんです。私たちは、武器は持っていませんでした。丸腰だったのです。
日付: 2015年2月6日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジョン・エサキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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