インタビュー
少年にとっての収容所(英語)
(英語)私が高校生や大学生、または社会人であったなら、収容所での経験は大きく異なるものになっていたでしょう。しかし、中学生くらいの少年だった私にとって、その経験は悪いものではありませんでした。そのほとんどを私はプラスの経験とみなしていると思います。
私はそのときまで都市で育ちました。ロサンゼルス東部、現在ボイル・ハイツと呼ばれているところに住んでいました。その地域の外で時間を過ごしたことは、全くありませんでした。だから生まれて初めてのことだったのです。例えば、ポストンの3マイル先にはコロラド川があり、たいてい週末になると川に泳ぎに行きました。ロサンゼルスに住んでいたら、近くにそんな場所はありませんから、できないことです。
多くの時間を野外で過ごしました。釣りの仕方や、泳ぎ方を学びました。実は、よく家に帰るのが楽しみだったことも覚えています。8歳か9歳でしたが、私はコロラド川を泳いで渡ることができました。それで母に「母さん、今日またカリフォルニアに行ってきたよ」と言うと、母はちょっと笑顔を浮かべるだけで、何も言いませんでした。とにかく、これまでと違う経験でした。いつも外にいました。
私たちの区画では、例えば、鳩やうさぎなどの動物を飼育しました。たまにうさぎの宴会を開き、焼いたうさぎをたくさん食べました。そんな風に、ロスで生活していたらやらないようなことをやりました。ある意味で、異なる種類の楽しい経験だったのです。
日付: 2014年7月2日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: 加藤 さくら
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター; Japanese American Bar Association
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