インタビュー
次の段階(英語)
(英語)その後、54歳の時に心筋梗塞を煩い、5日間入院しました。退院後、自分では大丈夫だと思いましたが、医師から「無理は禁物ですよ。注意して過ごすように。」と言われたので、ペースを落とすことにしました。その後、既に大学を卒業していたケンが、パートで手伝いに来てくれるようになりました。ケンは他の場所でもパートで働いていましたが、しばらくして「フルタイムで園芸場の仕事を手伝う」と決断してくれました。彼がやると言ってくれて、嬉しかったですよ。
その4、5年後、僕は60歳になり、健康状態はほとんど元に戻りましたが、園芸場のビジネスは更に拡大していきました。従業員やパート職員は60-80人でしたが、今では150人を超えています。
僕の英語力では、ビジネス全体を、特に販売の方を見るには負担が大きく、販売の方はホームデポ(小売りチェーン)といった、より大きなマーケットへの進出も期待できたのですが、僕のつたない英語力では厳しく、苦労していました。そんな時ケンが、「僕がやってみるよ」と言ってくれたので、よし、任せよう、ということになりました。始まりはそのようないきさつでしたが、彼はとてもよくやってくれています。
それで僕は60歳を過ぎたら、まあ小さな会社ではありますが、株式会社でしたので、ケンに社長職を譲り、ゆっくりすることにしました。そして、随所で展開していた不動産投資の仕事に集中することにしました。
日付: 2012年2月2日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: クリス・コマイ、ジョン・エサキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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