(英語)フラミンゴ・カンパニーで最初の仕事に就いた時、英語はさっぱりわかりませんでした。この会社には飛び込みで行きましたが、面接をしてくれました。いろいろ質問されましたが、全然答えられませんでした。でも僕はラッキーで、日系二世の人がいたんです。彼が僕に面接のようなことをしてくれましたが、彼もそんなに日本語が上手ではなかったので、何と言うか、カタコトの面接でした。でもなんとかなって、支配人が僕を雇うことを決めてくれました。
家に帰る途中、僕は、もしかするとアメリカっていう国は、自分が思っていたような国ではないかもしれないと思いました。彼らは僕が誰か知りませんでしたし、その時が初対面でした。そして僕は英語を話せませんでした。僕が良い働き手かどうかもわからないのに、雇ってくれたのです。これには一考の価値がある、と思いました。
最初にお話した考え方から変化し、僕は初めて、もしかするとこの国は良い国なのかもしれないと思いました。そして、アメリカについて考え始めました。この国について、初めて深く考えてみようという気になったのです。
日付: 2012年2月2日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: クリス・コマイ、ジョン・エサキ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター