やっぱり、そうしますとやはり自分が日本人であるっていうことを、外国にいれば、例えば、食事一つにとってもですね、やはり、あの何年たっても、日本食がおいしいわけですし。ま、その本を読んでも日本語の本のほうが、簡単に読めるわけですし。ま、日本人。そうすると、やはり日本人として、やっぱりその国に長く住んでる時に、何かあったら日本人として見られるわけですから、だから、悪いことすれば、日本人がこういうことしたと言われるし、いいことすれば、日本人がこういいことしたということになるわけですから。 やはり、意識・無意識のうちに、自分がそういう日本をある意味でその代表してるというか、えーして、その外国で生活する時には、生きなきゃいけないということが、こう自覚されていくんですよね。ですから、自分が強く思う思わないにかかわらず、思わされてしまう環境っていうのは、僕の場合には、周りにたくさんありますね。
日付: 2007年5月7日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 西村 陽子
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター