(英語)もちろんです。簡単なことですよ。祖父の名前がアルバート・チカノブ・コバヤシで、Albert C. Kobayashi, Inc.は、祖父が50年、いや45年前に立ち上げた土建屋です。亡くなった祖母、バイオレットが秘書を務め、大工がもう1人いるだけの会社でした。祖父は、1970年代までに会社を大きく成長させ、その後、まだ本当に若かった父が会社を継ぎました。父は、当時まだ本当に若すぎたと思います。家業を継ぐという責任を全うするため、大学を卒業することもできなかったのです。その後、父は会社を大きく育て上げ、ハワイで3番か4番目、いえ、業界3位にまで育て上げました。当時、ハワイで最も大きかった会社は、Hawaiian Dredging と Pan Pacificでした。
その後、10年から12年前になりますが、父と父の弟のロナルドとジェームズは、土建業よりも不動産開発業の方に労力を費やすようになり、従業員に会社を売ることに決めました。彼らは、所有権を移行するのにちょうど良い時期と判断し、売却しました。Albert C. Kobayashi, Inc.には、社名として今も祖父の名前が残っていますが、過去10年間、我々一家は土建業の方には関わっていません。この会社は、今でもかなり成功していて、ラッセル・ヤングさん率いる素晴らしいマネージメントチームが経営しているのですが、実際我々が介入する事業のうち確か半分くらいで、この会社に仕事を委託しています。賞賛に値する本当に素晴らしい会社です。
僕のコバヤシグループでの役割は、基本的に祖父や父が建設業者として担ってきたことと同じですが、僕の場合、それを不動産開発業でやっています。僕が目指していることは今のところうまくいっていますが、ここハワイで、品位があり、意欲的で活気ある不動産開発業者となることです。そして、会社に利益をもたらすプロジェクトを実施し、そのプロジェクトがハワイに本質的な社会的利益を生み出すということが重要だと考えています。
日付: 2006年6月1日
場所: 米国、ハワイ州
Interviewer: アケミ・キクムラ・ヤノ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター