謝罪の必要性(スペイン語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(スペイン語)今、謝罪が流行っているようですので、ペルーではここ数世紀前からの出来事に対して謝罪すべきであり、その中に日本人移民の日系社会に対してもそうだと思います。 これまでの苦難はあまりにも不公平で悲惨で許しがたいと思います。もし、日本がアメリカに攻撃した時のパーハーバーが不名誉なことであるのならば、ペルーでの日本人移民の歴史は理不尽で屈辱なことがたくさんあります。以前、このディスカバー・ニッケイのサイトでも書いたのですが、資産の押収または強制収容所へ送還されたことだけではなく、ある日突然祖国も、それまでの功績もすべてを失ったのです。あまりにも残酷です。一人の人間にとって精神的な支えになるものをすべて失ったのですが、それを奪う権利なんで誰にもありません。こうした行為に対してペルーは謝罪すべきだと思います。アメリカでは、自国の日系社会に対して謝罪と賠償を行なっています。なぜ、ペルー国家はやらないのか。まあ、期待過剰かも知れませんね。もし、そのようなことが起これば多くの人が行列をつくって謝罪と賠償を求めるでしょう。それも整理券をもって(長蛇の列になるという意味で)。当然先にアマゾンの先住民たちがいて、その後に黒人たちが、そして中国人が、女性が、そして最後に日系人が、というようになるのかも知れません。

日付: 2008年2月26日
場所: ペルー、リマ市
Interviewer: ハルミ・ナコ
Contributed by: ペルー日系人協会 (APJ)

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