トランスボーダー:和歌山からカリフォルニアへ(オンライン開催)
Conference/Presentation
Virtual
日付:
2025年1月18日
全米日系人博物館は、和歌山県立近代美術館との共催によるシンポジウム「トランスボーダー:和歌山からカリフォルニアへ」を開催します。このトランスナショナルなシンポジウムでは、太平洋をまたぐ移民と日系の歴史の保存について、日米の研究者らが発表します。本シンポジウムは「JANMとMOMAW:国境を越えた研究の深化を目指して」「和歌山における日系移民史の保存と継承」「太平洋を越える移民と文化的つながり」の3部構成です。
1月18日(土)午後1時~午後5時15分(太平洋標準時)
1月19日(日)午前6時~午前10時15分(日本時間)
この催しは、英語と日本語同時通訳でオンライン配信いたします。
無料
チケット: オンライン
スケジュール
ごあいさつ
午後1時(太平洋標準時)/午前6時(日本標準時)
アン・バロウズ(全米日系人博物館館長兼CEO)
セッション1––JANM とMOMAW:国境を越えた研究の深化を目指して
午後1時10分~午後2時15分(太平洋標準時)/ 午前6時10分~午前7時15分(日本標準時)
- 「和歌山からカリフォルニアへ:JANM コレクションをたどって」— クリステン・ハヤシ(全米日系人博物館キュレーター兼コレクション・マネージメント&アクセス担当ディレクター)
- 「近代美術の収集から 移民史研究へのひろがり」― 奥村一郎(和歌山県立近代美術館教育普及課長)
- 「カリフォルニアから和歌山へ:美術を通じて移民史を見ること」— 青木加苗(和歌山県立近代美術館主査学芸員)
セッション2––和歌山における日系移民史の保存と継承
午後2時15分~午後3時30分(太平洋標準時)/ 午前7時15分~午前8時30分(日本標準時)
- 「移民と和歌山:紀州経済史文化史研究所の取り組み」— 東 悦子(和歌山大学観光学部教授、国際観光学研究センター長、紀州経済史文化史研究所所員)
- 「和歌山市民図書館 移民資料室について」― 樋口日菜(和歌山市民図書館副館長、移民資料室担当・司書)
- 「和歌山市立博物館所蔵のヘンリー杉本コレクション:「キャンプシーン」を伝える絵画」― 山下奈津子(和歌山市立博物館学芸員)
- 「海を越える太地」― 櫻井敬人(太地町歴史資料室学芸員)
セッション3–– 太平洋を越える移民と文化的つながり
午後4時~午後5時(太平洋標準時)/ 午前9時~午前10時(日本標準時)]
- 「一世の魂をめぐる精神的闘争:初期リトルトーキョーにおける路傍伝道」— エミリ・アンダーソン(全米日系人博物館プロジェクト・キュレーター)
- 「一世体験の光(ハイ)と影(ロウ):永原宵村の羅府小説に見る芸術と階級意識」— アンドリュー・ウェイ・レオン(カリフォルニア大学バークレー校英文学科准教授
閉会のごあいさつ
午後5時(太平洋標準時)/ 午前10時(日本標準時)
三木昌子(全米日系人博物館渉外担当ディレクター)
最新情報については、 janm.orgをご覧ください。
主催:和歌山移民研究を軸とした国際交流事業実行委員会(和歌山県立近代美術館内)
令和6年度
Innovate MUSEUM事業採択事業