オープニング：ルビー・ニシオのキルト
In Person
日付: 2010年7月10日
タイトル: 19:00 – 22:00
ルビー・ニシオはロサンゼルスで育ち、第二次世界大戦中にはハートマウンテン強制収容所に収容されました。ロサンゼルスに戻った後、ビバリーヒルズのケイヒルで働き始め、ウェディングドレスの縫製とデザインを手がけました。彼女は非常に才能があり、パターンの作成と素晴らしいドレスや特注の服の作成に熟達していました。過去18年間、彼女はその才能を美しいキルトの制作に活かしてきました。ルビー・ニシオは素晴らしいキルトアーティストであり、その作品で多くの賞を受賞しています。これが彼女の初の個展です。ニシオは70年以上縫製を続けています。彼女は特注のドレスメイキング、編み物、タティング、かぎ針編み、刺繍など、あらゆる種類の手仕事をしてきました。1992年に、彼女はキルト作りに移行しました。彼女が使用するイメージは、彼女の個人的な興味から取られています。彼女はガーデニングが大好きで、使用するパターンの多くは花や自然を題材にしています。彼女は布片を縫い合わせて反復的なパターンを作り、それを手でキルトします。展示されているキルトのひとつ、「Trip Around the World」（1998年）には、2インチ四方の花柄の布地が2193枚使われており、それぞれの布地の縫い目は鋭さを失い、隣り合う布地と溶け合って印象派の模様の庭園を形成しています。「New York, New York」（2005年）では、自由の女神像を思わせる模様が描かれ、色彩と布地は銀座を経由したブロードウェイを彷彿とさせます。彼女はガーデニングと旅行への愛情を表現し、まさに芸術作品ともいえる素晴らしい作品を作り上げました。
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