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第二次世界大戦の抵抗者たちが3月11日の朗読会に参加

Performing Arts
In Person
Japanese American National Museum
369 East First Street アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス

日付: 2006年3月11日

タイトル: 14:00


ロサンゼルス—「分断されたコミュニティ」と題された特別朗読会には、3月11日土曜日午後2時からリトル東京にある全米日系人博物館で、第二次世界大戦の実際の抵抗者数名が登場する。モモ・ヤシマの演出の下、この朗読会には、第二次世界大戦中、家族とともに憲法に反して国内の強制収容所で暮らすことを強いられながらも、米軍への従軍を拒否した個人が登場する。フランク・エミ、ミッツ・コシヤマ、ヨシュ・クロミヤらが参加予定。他の参加者には、抵抗者の立場を支持する退役軍人で地域活動家のポール・ツネイシ、俳優のマイク・ハギワラらが参加する。この物語は、家族が収容されていた間に報告を拒否したことをめぐる政府との対立を強調しているが、戦争中の立場をめぐる日系アメリカ人コミュニティ内の内部対立も指摘している。その対立は今も続いている。舞台化された朗読は、戦時中の状況に直面したこれらの個々の抵抗者の立場を明らかにする。エミは、家族がロングビーチに引っ越す前はサンフェルナンドバレーで育った。1930年代、彼がロングビーチ短期大学に通っていたとき、父親が自動車事故に遭い、エミは学校を辞めて家族の青果市場を切り盛りせざるを得なくなった。市場は2万5000ドルの費用をかけて現在のスーパーマーケットほどの大きさにまで拡大していたが、戦争が始まると、家族はそれをわずか1500ドルで売らざるを得なかった。ワイオミング州ハートマウンテンの収容所に収容されていたエミは、結婚して3人の子供がいた。彼は、彼らが陸軍に入隊する前に彼らの権利を要求したフェアプレー委員会のリーダーの一人になった。コシヤマはカリフォルニア州マウンテンビューで生まれた。戦争が始まると、彼の家族はまずサンタアニタ競馬場に送られ、その後ハートマウンテンに収容された。越山はエミとともにフェアプレー委員会の一員となった。黒宮はシエラマドレで育ち、戦争が始まったときはパサデナ短期大学に通っていた。彼の家族もハートマウンテンに収容され、エミや越山とともにレジスタンス活動に参加した。常石も第二次世界大戦が勃発したときパサデナ短期大学に通っていた。彼の家族もハートマウンテンに収容されていたが、彼と兄弟は戦時中軍事情報局に勤務することを選んだ。戦後、常石は公民権運動に積極的に参加し、エミと同様に、大量収容に対する政府の公式謝罪を求める全国補償連合(NCRR)のメンバーとなった。萩原は「ジャイブボンバーのクリスマス」のオリジナルキャストで、グレイトフル・クレイン・アンサンブルの「キャンプ・ダンス」にも出演している。どちらも第二次世界大戦のキャンプを舞台にしている。最近では「マンザナー あるアメリカ人家族の物語」の監督と出演を務めた。ヤシマは映画、テレビ、舞台で30年間活躍してきた熟練した女優である。テレビ映画「マンザナーに別れを告げて」や、フランク・チンの「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」などイースト・ウエスト・プレイヤーズ・シアターの数多くの作品に出演した。彼女の両親、ミツとタロウ・ヤシマは、数々の賞を受賞した児童書を制作したアーティストである。彼女の兄、マコは俳優兼監督としてよく知られている。舞台朗読の脚本はヤシマとチンが作成した。チンは劇作家としての活動のほかに、 「ドナルド・ダック」「ガンガ・ディン・ハイウェイ」などの小説、短編小説、エッセイで知られている。 1974年、ジェフリー・ポール・チャン、ローソン・イナダ、ショーン・ウォンとともに、アジア系アメリカ人の画期的なアンソロジー『 Aiiieeeeee!』を編集。長年抵抗運動を支援してきたチン氏は、30年にわたり彼らの物語を世に広めようと努めてきた。このプログラムは、国立博物館の「芸術、文化、アイデンティティ」シリーズの一部である。国立博物館の会員は無料で、入場料は無料。予約や詳細については、全米日系人博物館(213)625-0414までお電話ください。国立博物館の詳細については、 www.janm.orgをご覧ください。


読書 第二次世界大戦

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ckomai Updated 2024年12月7日

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