全米日系人博物館、『アメリカにおける和太鼓』、2005年7月14から2006年1月8日まで

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Exhibition

2005年7月14 2006年1月8

Japanese American National Museum
369 East First Street

Los Angeles, California, 90012
United States

2005年7月14日から2006年1月8日まで
全米日系人博物館
カリフォルニア、ロサンゼルス

ロサンゼルスにある全米日系人博物館で、7月14日から特別展「アメリカにおける和太鼓(Big Drum: Taiko in the United States)」が始まりました!

和太鼓といえば日本の伝統文化。しかし、今回の特別展ではアメリカの和太鼓、すなわち1960年代にアメリカに紹介されて以来独自の発展をしてきた日本の和太鼓とは一味違う太鼓について、映像や写真、手作り和太鼓などさまざまな展示品を使って紹介しています。

戦後日本で始まった組太鼓演奏がアメリカの日系コミュニティーへ紹介されたのは1960年代。1970年代前半にまでにアメリカで結成されたグループはたったの3つで、彼らはサンフランシスコ、ロサンゼルス、サンノゼの日系コミュニティーを中心に地道な活動を行っていました。当初は手本となるグループや先生も少なく、見よう見まねで太鼓を学び、さらには自分たちで太鼓や衣装(ぱっぴ等)をつくり、ついには自分たちで作曲まで手がけるようになりました。そして太鼓は徐々に日系人コミュニティー以外でも受け入れられるようになり、今では250以上の太鼓グループが北米各地で活動しています。

展示では著名な太鼓奏者へのインタビュー、著名な太鼓グループによる演奏のハイライト、和太鼓の作り方などがあり、新しいパフォーマンスアートとしての太鼓を見ることができます。

古いワインの樽と家具の留め金を使って造られた初期の太鼓、戦後のお盆祭りで洗心仏教会で行われていた戦後のお盆祭りで使われていた櫓(やぐら)、ビクター・フクハラ氏によって作られた円周6フィート、450ポンドの大太鼓など見所は満載です。

また、展示会場には実際に太鼓を体験してもらおうと、演奏可能な小太鼓やお祭りのときに着るはっぴ、プレイステーションの"太鼓の達人タイコドラムマスター"というゲームも用意し、楽しく遊べるコーナーも用意しています。週末の午後にはデモンストレーション用の櫓(やぐら)でプロの太鼓演奏を聴くこともできます。

大人から子供まで楽しめる特別展「アメリカにおける和太鼓」ぜひご覧ください!

詳しい情報は、Big Drum: Taiko in the United States(英語のみ)まで。

 

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yn . 更新日 2010年7月9日


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