Masako Iino

津田塾大学前学長。学校法人津田塾大学前理事長。津田塾大学教授、マギル大学客員助教授、アカディア大学客員教授、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員などを歴任。2001年、カナダ研究国際協議会より国際カナダ研究カナダ総督賞受賞。2013年春学期、ブリンマー大学招聘教授。

主な編著書に『エスニック・アメリカ――多文化社会における共生の模索(第 3 版)』(共著、有斐閣、2011 年)、『旅するカナダ』(共編著、明石書店、2012 年)、『現代カナダを知るための57 章』(共編著、明石書店、2010 年)、『日系カナダ人の歴史』(東京大学出版会、1997 年、カナダ首相出版賞受賞)、『もう一つの日米関係史――紛争と協調のなかの日系アメリカ人』(有斐閣、2000 年)、『津田梅子を支えた人びと』(共編著、有斐閣、2000 年)、『日本の移民研究 動向と文献目録』(I および II)(共編著、明石書店、2007 年)など。

(2013年8月 更新) 

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Speaking Up! Democracy, Justice, Dignity

ドラマ『99年の愛』-作成の背景

(編集者注:本稿は、シアトルで行われた全米日系人博物館による全米カンフェレンス『Speaking Up! Democracy, Justice, Dignity』での日本語セッション「99年の愛/憎しみ(99 Years of Love / Hate)」(2013年7月6日)で発表された原稿です。) 2010年にTBS開局60周年および終戦65周年を記念しての「5夜連続特別企画」と銘打って、ドラマ『99年の愛~Japanese Americans~』(原題)が放映されました。そのキャッチコピーは以下のとおりです。 99年前にアメリカへ渡った日本人移民が、働くため、生きるために人種差別や戦争による逆境・苦悩を乗り越え、行きぬく家族の “愛の物語”。脚本家、橋田寿賀子が、自身の生涯のテーマでもある「戦争と平和」というテーマで描く最後の作品として、世代を越えて現在に至る彼らの魂、そして99年にわたるその変遷を描く中で、日本人の誇り、勇気、愛を問いかけます。 このセッションでは、3人の報告者(飯野正子、島田法子、粂井輝子)が報告します。まず私が、このドラマが全体としてどのようなものかという全体像と、作成の背景、そして、その作成過程において、私たち3人の研究者がどのように関わったのか、つまり時代考証についてお話しします。その後、島田さんは、私たち3人...

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