日伯外交関係樹立120周年記念特別展示「移民画家 半田知雄の世界」 二宮家ブラジル移住60周年記念コレクション
Jun 20156 | — | Jul 20155 |
JICA横浜 海外移住資料館 企画展示室
神奈川県横浜市中区新港 2-3-1
Yokohama, Kanagawa, 〒231-0001
Japan
日伯外交関係樹立120周年記念特別展示
「移民画家 半田知雄の世界」
二宮家ブラジル移住60周年記念コレクション
半田知雄は1906(明治39)年、青森県八戸市で生まれ、1917(大正6)年、11歳で父母と共にブラジルへ移住。コーヒー農園で働きました。1921(大正10)年、14歳でサンパウロ市に出て日本語新聞「ブラジル時報」の文選工※として働きながら日本語とポルトガル語を学び、絵の修行を始めます。1935(昭和10)年サンパウロ美術学校を卒業し、画家を志す日系の仲間とサンパウロ美術研究会(聖美会)を結成。移民の生活を題材にした作品を多く残し、その作品は絵画作品として優れているだけでなく移民研究の史料としても高い評価を受けています。また、ブラジル日本人移民史研究者として、『今なお旅路にあり』、『移民の生活の歴史』、『ブラジル日本移民史年表』などの著作も残しました。
JICA横浜海外移住資料館が、サンパウロ大学教授の二宮正人氏より寄贈を受けた、半田知雄の油絵作品19点、同時代の日系人画家高橋吉左衛門、大竹富江らの作品あわせて26点を展示し、ブラジルで日本人が貢献した分野として、農業と並び称されるほどの評価を受ける日系芸術家の足跡を紹介します。
開催期間: 2015年6月6日(土)~7月5日(日)
会場: JICA横浜 海外移住資料館 企画展示室
yn . Last modified May 21, 2015 11:37 a.m.