ディスカバー・ニッケイ

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彼をアルゼンチンに留まらせたタンゴ(スペイン語)

(スペイン語)13歳の時小学校を卒業しました。その頃初めてアルゼンチンタンゴを聞きました。とても感動したよ。このような特徴ある音楽はどのような国なのだろうかって思いました。その13年後、私はアルゼンチンに来たのですが、まさか当時は本当にアルゼンチンに来るなんて思いもしませんでした。27歳の時、ペロン大統領が日本人受け入れを表明したので、私はアルゼンチンについてもっと知れるかもしれない、少なくともタンゴが聴ければいいかなと思ったんです。アメリカ大陸へ移民したいというよりも、何となく(アルゼンチンへの)好奇心ゆえにやってきたのです。で、私はアルゼンチンがとても気に入ってしまい、ここに残ったのです。でも、スペイン語がまったくできなかったので、当初はいろいろと苦労しました。


アルゼンチン 移住 (immigration) 移住 (migration) 音楽 タンゴ(音楽)

日付: 2007年2月23日

場所: アルゼンチン、ブエノスアイレス

インタビュアー: タケシ・ニシムラ、リカルド・ホカマ

提供: アルゼンチン日系センター

語り手のプロフィール

高木一臣氏は、1925年3月27日三重県で生まれ、観光客としてアルゼンチンへ渡り、そのまま現地へ留まりました。高木氏は、ジャーナリズムの職を得て、その後50年以上に渡り、ラジオやグラフィック関係の仕事をしてきました。81歳を迎えた高木氏は、様々な媒体を介した広告に取り組みながら、日本人コミュニティ新聞、『らぷらた報知』のジャーナリストとして熱心に活動を続けています。高木氏は、2014年11月10日、89歳で亡くなりました。(2021年1月)

カズム・ナガヌマ

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クリスタル・シティに収容された日系ペルー人(1942年生)